秦野市にて行う公共工事の入札について|外壁塗装・防水工事は熊澤建装へ
公共工事の審査~入札についてのご紹介
この度、神奈川県秦野市にある消防署の外壁塗装工事を行うこととなりました。
先ほど更新した現場ブログにもどんな流れで公共工事の請負が決まったのかお伝えしましたが、再度公共事業の施工をするに当たって必要な資格や審査、入札とはなにかをお伝えします。
【入札方式とは?】
国や都道府県・市町村等の自治体が予算と照らし合わせて補修の必要な公共施設を選定し、工事内容と契約条件、契約事項をホームページ等で公表します。
複数の業者から最も条件に合った提案(工事金額)ができた業者に工事の発注がされます。
★業者からの提案(公表されない「工事の予算額」に最も近くて最安値の提示)→入札
★業者の選定・工事の発注→落札
工事の内容から仕様書・図面を見て的確な判断と正しい金額を提示することにより注文を受けられる(落札できる)という流れになっています。
ただし、工事の予算は公表されないため、予算額を当てる勘と運も必要になります。
【入札方式の理由】
公平かつ公正に施工業者を選び、予算と工事に対して適正な金額で契約を結ぶためです。
公共施設の工事を発注する際は、原則的に<一般競争入札>という入札方式によって業者を選ぶことが定められています。
【一般競争入札とは】
業者を限定せずに行う入札方式のことで、門戸を広く開くことにより多くの業者が入札に参加できます。
【入札に参加するためには】
業者の限定してはいませんが、無制限に誰でも出来るわけではありません。
入札に参加するためには<入札参加資格審査>という専用の審査を受ける必要があり、公共工事を行うに相応しい業者としての規模・能力・技量があるかを判断するため入札の際に毎回審査が行われます。
【入札参加審査の内容】
★建設業許可の取得
建設業・リフォーム業社であれば持っているだろうと思われがちですが、建設業許可は「500万円以上の工事を受注する場合」と「公共工事の入札をする場合」に必要となるものです。
そのため、小規模・少額の工事のみを行っている業者はこの許可が無くても問題ありません。
しかし、建設業許可を取得するには建設業法に沿った膨大な量の書類を提出し、適切な工事の実績と事実証明が必要となります。
建設業許可は清く正しく健全な経営を行っていることが確認出来る大事な許可です。
★経営事項審査による高評価
経営事項審査とは「経営状況」「経営規模」「技術力」「その他審査項目(社会性等)」を数値化して評価するものです。
会社としての総合的な評価を数値化するため、学校で作成される通信簿に似ています。
この審査自体どの業者も受けることは出来ますが、評価(数値)が低い場合には条件・要件を満たせないと判断されてしまい、入札に参加する事が出来なくなります。
早く評価を上げようと無理に工事の受注数や技術従業員を増やす業者もいますが、無駄な経費や無理な受注により利益を圧迫してしまい経営が困難になります。
そのため、規模や技術力にあった受注でバランスの取れた会社でないと評価が上げられない仕組みになっています。
★各種税金の支払
公共工事なので当たり前ですが税金を滞納している業者は参加できません。
★欠格要件に該当しない
都道府県や市区町村によって要件の内容が細かく変わります。
これまでに会社や従業員が不正な行為や問題を起こしていないかという確認項目が数十個あり、これらに当てはまらない健全な会社であることを証明できるのが条件です。
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今回工事が決定した消防署は神奈川県秦野市にあります。当社の本社も同じ秦野にありますので、今後も大々的にアピールをし続けて、より地域の皆様に熊澤建装を知って頂けるよう懸命に努めて参ります。
外壁塗装や防水工事のご相談から工事費用のお見積りまで無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。