【防水工事の種類】階段のFRP防水の施工写真をご紹介!
外壁塗装・屋根塗装・防水工事専門店の熊澤建装です!
雨漏りなどによる漏水トラブルに関する調査は無料で行っております。
必要な補修方法について防水工事のプロがご説明させて頂きますので、是非お気軽にご相談ください。
本日は、神奈川県厚木市にて行いましたマンション階段のFRP防水の作業写真を紹介しつつ、防水工事に関する情報をお伝えしております。
写真は下地処理を行った後のものです。
既存の防水塗膜を綺麗に剥がすことで、新しい防水層の密着性を上げます。
また、経年劣化により削れてしまった階段床は、専用の部材を足して平たんに整えます。
【防水工事の種類】
■メンブレン防水
「メンブレン」とは膜のことを意味しており、施工面に水分を通さない防水膜を形成する方法です。
メンブレン防水の中に更に細かく施工方法の種類があります。
ここでは、主に戸建て住宅やアパート・マンションに多く使用されている施工方法をご紹介致します。
(1)シート防水
工場にて作られた防水性能のあるゴム製のシートを張り合わせて、防水層を形成します。
伸縮性に優れており、軽度のヒビ割れ等にも対応できることが特徴です。
ただし、複雑な形状の場所には向いておらず、シート同士が重なっている部分への施行や補修が不適切な場合には、シート内部へ水分が侵入してしまう場合があります。
<代表的なシート防水>
・ゴムシート防水
⇒耐久性が高く、下地の状態を気にせず施工可能
・塩ビシート防水
⇒安価で軽量、伸縮性に優れているが外部の衝撃に弱い
(2)塗膜防水
塗料と同じように、液状の防水材を何層か重ねて塗布することにより、防水層を形成します。
複雑な場所でも防水膜を加工することが出来ますが、防水膜の厚みにムラがあると施工不良になりかねないため、下地の処理を徹底して行う必要があります。
<代表的な塗膜防水>
・ウレタン塗膜防水
⇒木造でも鉄骨でも施工可能で使いやすく、多くの場所で使用されている。
・FRP防水
⇒ガラスマットに防水樹脂を浸透させて防水層を形成しており、非常に固く、下地への接着力が強い。