【本日定休日】外壁塗装は艶あり?それとも艶消し?
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また、10月10日(土)に台風の影響で臨時休業としたため、明日10月12日(月)を通常営業と致します。本日お問い合わせフォームよりお送り頂きました内容は明日の朝9時より順次確認させて頂きます。
大雨や台風の影響もあり、雨漏りのご相談が増えております。調査・点検はご予約制となっておりますので、ご心配の方はお早めにお問い合わせ頂ければと思います。よろしくお願い致します。
さて!定休日は外壁塗装や外装リフォームの際に役立てるはず?のプチ情報をお伝えしております。本日は「外壁塗装は艶あり?それとも艶なし?」という議論です。そもそも外壁や屋根の「艶感」が選べることは皆様ご存じですか?
★艶に関する基礎情報
光を反射するものを艶あり、反射しないものを艶なしという表現をしております。また、塗料によっては艶の調整ができ、「艶なし・三分艶・五分艶・七分艶・艶あり」という形で細かく指定できます。
艶なしは「艶消し」「マット仕上げ」とも言われます。
塗料カタログにはちっちゃく細かくですが艶感がどの程度調整出来るのかが掲載しております。ですが、掲載している場所が塗料の塗り方や乾燥時間などを細かく書いている「塗料仕様」という項目に一緒に乗せてあることが多いため、なかなか気付きにくいです。何も指定しないと自動で艶ありになりますので、マットな質感をご希望の場合には先に確認しましょう。
★艶の指定が出来る塗料
艶のある・なしはメーカーが塗料を作った段階ですでに決められており、注文する際に艶の具合を指定して注文します。そのため、何かを混ぜれば艶なしにできたり、艶なしになるような塗り方があるわけではありませんので、工事が始まってから調整をすることはできません。
また、塗料によっては艶なしを選べないものもあるため、塗料を選ぶ際には【1,艶 2,色 3,機能性】を決めておくよう注意しましょう。
★艶あり・艶なしのメリット&デメリット
・艶あり
メリット:太陽光の反射で輝くので新築のように見える
サイディングボードの凹凸が強調される
汚れが付きづらい
デメリット:劣化により年数がたつと艶がなくなってくる
まぶしい、安っぽいと感じる人もいる
・艶なし
メリット:落ち着いた雰囲気になる
高級感を演出できる
デメリット:艶ありに比べると汚れが付きやすい
使用できる塗料が少ない
★艶を抑える際の注意点
七分艶というと「艶が七割・艶消し三割」という意味ですが、他の業界の解釈と混ざってしまったり、地域の差などで七分艶を七分艶消し(三分艶)と勘違いしてしまう場合があるそうです。
艶の具合の違いは工事か終わるまで気づけない可能性があるので、艶を抑える場合には「70%艶にする」など艶感の確認を行いましょう。
また、ご依頼頂ければ「板見本」のご用意も可能です。板見本とは、木の板に実際に外壁と同じような模様付けをして、その上に塗料を塗装した板の見本です。色の確認で使用されることが多いですが、細かな艶感の指定は数字だけでは大変分かりづらいです。そのため、実際に艶消しと3分艶がどのくらい違うのか、という比較をするために板見本の作成も行っております。
また、艶なしは通常よりも若干白っぽくなりますので、カタログで見た色と少し違って見える場合が多いです。大体の配色が決まり、艶感について迷われた際には板見本がおすすめです!