★公共施設・公共事業の塗装工事実績って何がすごいの?(審査編)
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今回のテーマは昨日に引き続き「公共施設・公共事業の塗装工事ってすごいの?」です!
塗装工事を行っている企業で公共事業の施工実績があると、必ずアピールをします。
もちろん熊澤建装も実績があるのでアピールします!今年もやります!
が、公共事業・施設の塗装工事をすることとは、どのようにすごいことなのか、
今回はそのご説明(審査編)をします。
■ (入札編)にあった入札参加資格審査とは?
入札に参加する業者として、要件を満たすかどうかを審査することです。
公共工事を行うだけの能力を持たない会社に工事を発注してしまっては大きな問題となるので、入札前に業者のチェックが必ず行われます。
■ 審査内容は?
1,建設業許可を受けている
建設業であれば持っていて当たり前だと思われがちですが、これは「500万円以上の工事を受注するため」「公共工事の入札をするため」に必要な許可です。
つまり、戸建て住宅等少額な工事のみを行っている会社や個人事業は、許可がなくても建設業が出来ます。
建設業許可を取得するには建設業法に沿った膨大な書類の提出と、適正な工事を請負い、施工してきた実績と事実証明が必要となります。
健全な経営してきたことが確認出来る重要な許可です。
2,経営事項審査を受けている
経営事項審査とは「経営状況」「経営規模」「技術力」「その他審査項目(社会性など)」について数値化して評価するものです。
会社の評価を数値化したのもなので、学校でいう通信簿のようなものです。
審査内の評価が低い場合には要件を満たさないと判断され、入札に参加できません。
しかし、早く評価を上げようと受注数や技術職員を多くしてしまうと、無駄な経費や無理な受注で利益を圧迫してしまうため、バランスの取れた会社でないと評価を上げることができない仕組みとなっております。
3,各種税金に未納がないこと
当たり前ではありますが、公共工事ですので税金を滞納している業者は入札に参加できません。
4,欠格要件に該当しないこと
都道府県や市町村によって要件の内容が変わるので詳細は省きますが、これまでに不正な行為や問題を起こしていないかという項目が数十個あります。
代表的なものですと、
・建設業許可の取消を受けている、また取消後から5年経過していない
・業務停止処分を受けている
・法律の罪を犯し刑を受けている、また刑の執行後から5年経過していない
などなど、こちらも当たり前のことですが、会社が健全であることは重要な条件です。
以上!公共事業の塗装工事をするにあたって行われる入札審査についてでした。
公共工事を行うことの一体何がすごいのかを個人の感想も含めてまとめますと、
②難しい入札資格審査を通っている
⇒経営状況や技術力など様々な観点から審査・評価を受け、問題ないと判断される
⇒安心・信頼へ繋がる
①入札の際に最も有利な条件を出せる
⇒契約事項や図面・数量・施工方法を見て、的確な回答ができる
⇒判断力・技術力が高い
ということです!
今年も皆様が安心してお使い頂けるよう、公共事業・公共施設の補修工事を
積極的に行って参ります!