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★下地処理の基礎知識!その2

塗装の基礎知識 2019.12.16 (Mon) 更新

 

本日は弊社本部、営業部がお休みを頂いております。

【定休日のご案内】

本部(お問い合わせ窓口)⇒日・月

営業部(診断・お見積り担当)⇒月・火

工事部(作業員)⇒日・悪天候時

お問い合わせの方は、恐れ入りますがお問い合わせフォームよりご相談内容をお送り頂くか、

火~土(9001800)にご連絡頂きますよう、お願い申し上げます。

 

さて!昨日に引き続き、下地処理の基礎知識をお伝え致します!

昨日は下地処理とは何か、下地処理その1をお伝えしましたので、是非一緒にご覧ください♪

 

■下地処理その2【シーリング工事】

シーリングもしくはコーキングと呼ばれるこの作業は、サイディングボード同士の隙間や

サッシ周りと壁材の隙間をうめているゴム状のものです!

シーリング材は気温や湿度によって伸縮するお家の動きにあわせられるようにゴム状になっておりますが、経年劣化によってしぼんでしまったり、亀裂等の劣化が起こりやすいです。

そのため、シーリング材の打増し(重ね塗り)もしくは打替え(既存のシーリング材を全て撤去し、新たに打ち直す)という作業を行います。

塗装と同じように、打替えるときにはプライマーという下塗り材を塗ることによって、シーリング材の密着度が上がります!

シーリングが劣化していると、隙間や亀裂から水分が建物内部に侵入してしまい、内部を腐食してしまう可能性がありますので要注意です!

 

■下地処理その3【ひび割れ補修】

ヒビの大きさによって補修方法が異なります!

ヘアークラックと呼ばれる0.3㎜以下の小さなヒビは、防水補強材を刷毛で埋め込み、乾燥後に研磨して表面をなめらかにします。

しかし0.3㎜以上の大きなひび割れに関しては、カッター等の専用工具で切り広げ、コーキング材を充填してヒビを埋め、乾燥後表面をなめらかにします。

※この0.3㎜以下なのか以上なのかで補修金額も変わってきますので、ひび割れの補修は早めに行った方がお値段的にお勧めです!!

 

■下地処理その4【サビ補修】

バルコニーやベランダの手摺、柵、雨戸など金属で出来ている部分には、経年劣化によって必ず錆が発生してしまいます。

また、サビは放っておくとどんどん内部や周りに浸食し、最終的には錆がついている部材をぼろぼろに壊してしまうため、こちらも早めの対策と丁寧な補修作業が必要となります!

補修方法は、ペーパーや電動工具を使ってさびている箇所をしっかり削り落とします。

ほとんどの場合は手にペーパーを持ってシャカシャカと削っていく手間と時間のかかる作業ではありますが、サビの再発防止のためにも根気よく丁寧に行うことが重要なのです。

 

以上!下地処理についてでした!!

業者に見積りを依頼される際は、見積り書に下地処理の項目(コーキング・補修など)が有るかを確認し、どんな補修方法を行っているのか確認しましょう!

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