塗装完了後の消防署お披露目写真|秦野市・公共工事
塗装完了後の消防署の写真をご紹介致します!
神奈川県秦野市にて長きにわたり工事を進めて参りました消防署の外壁改修工事が、ついにお披露目の時を迎えました。といっても今日~明日で足場の解体作業を行いますので、足場部材が外れた全体写真は明日か週明けお披露目予定でございます。
一番最初に載せた写真は入口部分の写真で、本日足場部材の取り外しが完了致しました。そしてまだ足場がついていますがネットを外して外観がよく見える写真がこちらです。
1枚目が塗装前、2枚目が塗装後です。コンクリート打ちっ放しの外壁も格好良かったですが、定期的なクリヤー塗装(透明な塗料を通常の塗り替えと同じように塗装して外壁の耐候性や防水性を上げる方法)をしなければ劣化して汚れがすぐに目立つようになります。
また、ひび割れや破損がある場合にはそれらを埋める補修作業が必要となりますが、補修するための材料は透明のものがないため補修跡が目立ってしまいます。そのため、劣化がかなり進んでしまっている場合にはクリヤーではなく色を付けて塗装してあげる必要があります。
以前より何度かご紹介しております今回塗装に使用した塗料は、通常の一色に塗り上げるものではなく、塗料自体に色の違う粒がいくつも入っているため、岩石のような独特な模様に仕上がります。そして塗装する際に使用する工具によっても凹凸感がかわり、今回毛足の長いローラーで仕上げましたのでこちらも独特な手触りの仕上りとなりました。
他にも、吹付けといって、塗料を専用の機材を使ってスプレーのように吹付けることによってより細かな凹凸にすることができたり、マンションで良く使用される「玉吹き」といって不揃いのぷくぷくとした玉の凹凸で仕上げることも可能です。
表面の傷やひび割れが多いため、下塗り~といういつもの3工程ではなく「左官工事」といって外壁の表面自体を補修し直す作業も行っておりますので通常の外壁塗装よりも工事期間が長くなっておりました。
しかし!全ての補修が完了し、塗装による模様付け、そして表面保護のトップコートも完了いたしましたので、昨日検査を行いまして本日から足場の解体作業に入ります。これが終わりましたら撮り貯めた1000枚近い作業写真を整理して日報をまとめて完工書類を作成して怒涛の書類作成作業へと入ります。がんばります。