アパートの外壁シール工事中|伊勢原市・外装改修工事
アパートの外壁シール工事中!
神奈川県伊勢原市で行っておりますアパートの外装改修工事では、前回現場ブログにて更新いたしましたが引き続きシーリング材の打増し作業を行っております。外壁にびっしりと黒い線がはいっておりますが、こちらがシーリング材を充填した部分です。
ALCパネルといって長方形の外壁パネルを並べて貼り付けてあるので、そのパネル同士の間全てにシーリング材を施す必要があります。施工事例ページにて最終的に写真をまとめますので、もう少々お待ち下さい。前回更新したブログはこちら▽
通常シーリングの工事をする場合には「打替え」といって既存のシーリング材を取り外して内部を綺麗にした後、新しくシーリング材の設置を行いますが、今回のアパートでは「打増し」といって、既存のシーリング材をそのまま残した状態で上から重ねてシーリング材の設置を行う方法をとりました。
理由と致しまして、こちらのアパートでは外壁材にALCパネルという壁材を使用しており、長方形のパネルをタイルのように何枚も貼り付けて形成された外壁なのですが、目地部分のシーリング材を設置してから外壁塗装が施されているため、一度塗装から全て剥がしてシーリング材を打ち直す必要がありません。
シーリング材は基本的に上からの塗装が難しく、多くの場合メーカーより「塗料が密着できないため塗装不可です。」という注意書きがございます。しかし、すべてのシーリング材が塗装できないわけはありませんので、シーリング材設置後に塗装されている外壁の場合には、全てを撤去せずに重ねて設置する「打増し」によってメンテナンスを行います。
上から塗装して見えなくなるため建物の雰囲気とは合わない真っ黒のシーリング材が施されておりますが、この後下塗り材で真っ白になり、上塗り材でご希望の外壁色を2度塗り重ねますのでご安心下さい。
使用されている外壁材や施されている工事内容によって補修やメンテナンスの際の方法や使用する材料など細かく変わります。一つでも適切では無い方法や材料だった場合にはすぐに不具合が起こり、最初から工事をし直す必要が出てきてしまうため、初回の調査では入念に建物の状態を確認させて頂いた上で、いくつかの工事と費用についてご提案いたします。
また、塗り替えはいつかするが塗装時期が分からない、築何年か、前回のお手入れから何年たったか曖昧なので塗装が必要なのか確認したい、など、建物の状態調査のみのご相談でも構いません。一般的に塗り替えは10年前後で行う事がベストとされていますが、お住まいの地域の環境によって目安時期は前後致します。また、自然災害などによるダメージが多くある場合には劣化症状も早く出てくるため、ご自身での判断が難しい場合には是非熊澤建装をお使い下さい。