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ラインテープ張りを行いました|神奈川県秦野市・公共工事

最新情報現場ブログ 2020.09.11 (Fri) 更新

外壁塗装前のラインテープ張りを行いました!

「ライン出し」という方法をご存じですか?上の写真にございます白や紫のテープがライン出しする用のテープです。

外壁材同士の接合部分のラインが塗装をしたことによって滲んでしまったりぼやけてしまうと、せっかく良い塗料を使用して外壁を綺麗に仕上げたとしても見た目が台無しになってしまいます。今回行ったのは、ラインを残したい部分にテープで保護して、外壁塗装後に剥がすことによって綺麗なラインが出るようにする塗装の前準備でございます。

建物が大きいためにラインテープの貼り付けに一日ちかくかかってしまいましたが、この細かな作業が仕上りの美しさに繋がります。

これまでに行ってきた作業写真は施工事例ページの下部にまとめておりますので、宜しければご一緒にご覧下さい!

【施工中】秦野市 公共工事 消防署南分署壁面防水等改修工事

現在はまだ写真が少なくて申し訳ないのですが、現場監督がデジタルカメラに毎日撮りためておりますので、データを預かり次第、工程を写真付でわかりやすくまとめていこうと思いますので応援してください。

 

公共工事はその名前の通り、公共施設の工事のことです。国や都道府県、市区町村で管理されている建物の工事ですのでどんな業者でも工事を請けられるわけではありません。

最初に会社として健全な経営をしているか、実績があるか、施工出来るだけの技術(資格)があるか、等様々な情報を提出する必要があります。建設業許可や国家資格などが必要となり、それぞれ長く多く工事を行ってきた実績の証明になるため提出必須でございます。

また、毎年経営状況の審査結果も提出する必要があるため、経営状況が悪化し、審査結果の数字が悪くなってしまうと工事も請けられなくなってしまいます。

また、これらの条件を満たしたからと言って工事の注文がもらえるわけではなく、公共工事の請負業者は入札方式によって決まりますので、工事可能な案件が出次第、各業者はその補修内容に合った工事金額を提示して落札する必要もあります。

いろいろと計算方法はありますが、いくつかの入札金額の平均から最低落札額がきまりますので、的確な金額を当てに行く運も必要となってくるため、毎年ここに運を使い果たすんじゃないかと言うくらい難しいです。

それでも入札まで行うためには大前提として先ほどご説明した各資格や許可、そして経営審査にてよい評価を受けていることが重要ですので、そこは入札を行えるちゃんとした会社として信頼して頂ける部分ではないかと思っております。

無事工事を発注して頂いた後も未だに大量の書類を作成・提出する必要があり、分厚いフォルダに図面やら材料カタログやらはみ出るほど詰め込んで提出します。書面で残った方が安心ですし確実ですが役所の方も全てを検査して計算して丁寧に確認される作業は想像を絶するほど面倒で大変なんだろうなと思うとあまり文句も言えません。

話が逸れましたが、公共工事は発注元が大きければ大きいほどより厳しく細かな指定や指示があるため、工事自体も難しくどうしても人手と時間が必要となります。

熊澤建装ではまだ市区町村が管理している建物のみ工事を行っておりますが、いずれ建築士の国家資格が取得できましたら神奈川県や東京都の工事も受注できるようになりますので、そこを目指して皆様にご満足頂ける工事が常にできるよう日々精進して参ります!

 

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