消防署にて外壁補修が始まりました|秦野市・公共事業
コンクリート打ちっ放し壁の補修作業に入りました!
神奈川県秦野市にて行っている公共工事の消防署南分署では、コンクリート打ちっ放しの外壁を補修する作業「左官補修」に入っております。
コンクリート壁の補修は少し複雑で、公共工事と言うことも有り補修方法が決められいるため、その指示に沿った補修方法を行って参ります。
消防署の外壁には外部からのダメージや経年劣化によって多数のひび割れが発生しており、その数は大小合わせて600箇所以上ありました。この中でも特に左官工事での補修が必要な大きなひび割れ部分は壁材の一部が浮いてしまうほどダメージが進んでいたため、まずは浮いている箇所を除去する必要があります。
<左官補修作業その1>浮いた部分の除去
除去作業をしっかり行わないと、上から補修を行って一見綺麗になったように見えても、廻りと密着できておらず固定されていない状態のため、いずれはまたボロボロと落ちてきてしまいます。
<左官補修作業その2>下塗り
今回はモルタル材で補修を行いますので、モルタルと補修箇所の密着性を良くするために専用の下塗り材を塗装します。
<左官補修作業その3>モルタル材の充填
その1で浮いた部分を除去すると小さく見えたひび割れも実はかなり深くまで亀裂が入っていることもあり、廻りも綺麗に削り取るとこぶし大の穴が出来ることもあります。(貫通している穴ではありません)
除去後に出来た凹み部分にモルタル材を充填して穴を埋めていきます。
<左官補修作業その4>仕上げ
ある程度の色合わせはしますが、モルタル材で補修した箇所の色が浮いてしまう場合には、補修している部分全体にモルタル材を塗装して仕上げます。
今回は別途塗装工事を行いますので、左官補修はひび割れの穴埋め作業までを行います。
補修作業はまだまだ始まったばかりですので、今後も補修状況や作業の進み具合について現場ブログでご紹介して参ります!