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【本日定休日】外壁塗装工事の流れについて|屋根・外壁塗装は熊澤建装へ

塗装の基礎知識最新情報 2020.08.03 (Mon) 更新

屋根・外壁塗装・防水工事専門店の(株)熊澤建装です。戸建て住宅から工場やビル・公共施設の施工も行っている創業20年の会社です。施工から管理まで一貫して行っているため、スムーズな工事のご案内と高い技術を持った職人による直接施工により品質の良い工事を適正価格にてご提案が出来ることが当社の特徴と考えております。

屋根カバーや葺き替えなどの屋根工事、サイディング張り替えやタイル補修等の外壁補修工事など外装リフォームに関する幅広い工事を承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。

外壁塗装・防水工事のご相談・お見積依頼

<定休日のご案内>

本日は当社ホームページにお越し頂き誠にありがとうございます。大変恐れ入りますが、毎週日曜・月曜はお休みさせて頂いております。お問い合わせフォームは24時間365日受付しておりますので、よろしければ上記フォームよりご相談・お問い合わせ内容をお送り頂ければと思います。

また、お電話でのご相談は火曜日の朝9時から受付を再開しております。

 

昨日もお伝えしておりました外壁塗装の流れに関しまして、前回はお問い合わせから調査・御見積り・ご契約という工事に入るまでの流れを簡単にご紹介致しましたので、本日は実際に外壁塗装工事が始まってからの流れについてお伝え致します。

 

【外壁塗装工事の流れ】

 

1,足場仮設・飛散防止ネットの設置

建物の工事をするとなったら必ずと言って良いほど行う足場の仮設工事ですが、ほとんどの業者は足場工事のみ他の業者に依頼することが多いです。理由としましては足場部材の購入、保管、足場職人の設置が必要となるため、足場を専門としている業者に任せてしまう方が早くて楽なためです。

しかし当社は戸建て住宅や大型物件を複数請負っても大丈夫なほどの多数の足場部材を所持し、足場主任の資格を持った専任職人が在籍しておりますので、足場仮設から自社で行い、他業者へ依頼する際の中間手数料や無駄な経費は一切かかりません。

また、足場職人が在籍していることにより足場の設置から解体までの日程調整がスムーズに行えるため、「足場屋の予約が取れずいつまでの足場の解体が出来ない」という問題も出ません。

 

2,高圧水洗浄・養生

外壁や屋根に付着している汚れやコケ・藻などは、塗装する際に残っていると塗料が上手く密着できずに剥がれてしまう原因となります。当社で使用している高圧洗浄機はホームセンター等で販売されている機械とは水圧が違い、誤って水の噴射口に手をかざしてしまうと切れてしまうほど大変高圧なものを使用しております。

無理にブラシでごしごしと洗ってしまうと壁材自体を傷つけてしまったりクラック(細かな亀裂)を広げる原因となってしまうため、洗浄機にて綺麗に汚れを洗い流します。

その後、塗料が付いてはいけない部分(窓や玄関など)には養生シートを取付けます。ビニールシートにマスキングテープが合体したような形状で、設置部にテープがきちんと密着して保護するため塗料のはみ出しを防ぎます。

 

3,下地処理(下地調整)

施工面の状態を塗装や防水工事をするのに適した状態になるよう整えたり補修したりする作業のことを下地処理と言います。先ほどの高圧水洗浄も下地処理の一貫です。

下地処理で行う作業にはいくつか種類があり、施工箇所の素材や状態によって作業内容も変わります。

・ケレン作業

素材が金属製の場合にはサビ、木材の場合にはカビが発生している場合があります。またこれらが原因で塗膜が浮いてしまっている場合もあるため、そういった部分を電動工具やペーパーなどで削り落とす作業をケレンといいます。

・シール補修

シールはシーリング・コーキングとも呼ばれており、どれも同じものを指しています。サイディングボード同士の隙間やALCパネル同士の隙間、外壁材と窓枠の隙間のことを「目地」といい、この目地を埋めている弾力のあるゴム状の部材のことをシールといいます。外部から水分の侵入を防ぐ役割が有り、劣化すると亀裂が入ったり萎んで隙間が出来てしまうため、外壁塗装を行う際にはシール補修もお勧めしております。

・セメント補修

かなり劣化が進んでしまったモルタル製の外壁材の場合に行う補修作業で、ひび割れを長期間放置していると外壁材自体がボロボロと崩れるという症状がおきるため、崩れてしまう壁材をハンマーなどで叩いて落とし、下地からコテでならして補修を行います。

 

4,外壁塗装

塗装するのに適した状態に補修が完了したら塗装に入っていきます。使用する材料の製造元メーカーが塗料の性能を一番発揮出来る塗膜の厚みや乾燥時間を決めているため、それらの仕様にそって施工を進めます。

例えばお勧め塗料でもご紹介しているアレスダイナミックMUKIという外壁用ハイブリッド塗料は下塗り1回、上塗り2回、最低4時間の乾燥時間が必要とカタログにも記載されています。当社では1日1工程を徹底しているため、下塗り・中塗り(上塗り1回目)・上塗り(上塗り2回目)を全て別日に行っております。

下塗りは外壁と上塗り材の密着性を上げる為の接着剤的な役割を持っており、塗料によっては下塗り材と上塗り材を同じシリーズで合わせることによってより機能性を向上させることが出来るものもあります。当社で人気の高い遮熱塗料のサーモアイシリーズは下塗り材にも遮熱効果があるため、下塗りと上塗りのダブル遮熱によってより効果が感じられるようになっています。

また、上塗り材はある程度の厚みを持たせることで本来の耐久性・耐候性を発揮しますので、塗料用シンナーで薄めすぎたり、上塗りを1度しかしていないとすぐに劣化してしまい、施工不良の原因となります。塗料が薄かったり1度塗りだけの場合には、きちんと2度塗りが行われた塗装に比べて塗料の発色・艶ありの場合には艶感が違いますので、工事中不在の場合には注意して見てみましょう。

 

5,付帯塗装

雨樋やエアコンダクトなど外壁周りに設置されているものを塗装します。

付帯部分それぞれに名前がありますので、詳しくはこちらの画像をご確認ください。

外壁・屋根・門以外は付帯部と呼ばれる箇所です。こちらの塗装も塗料の仕様に沿った方法と回数で塗装を行います。

今回は外壁塗装の流れに浮いてですので、正確に外壁の付帯部として塗装するのは、雨樋・笠木・雨戸・戸袋・面格子・霧よけ・庇です。ただし、それぞれの材料によっては塗装できない場合がありますので、その際は高圧洗浄のみ行います。

 

6,社内検査・立ち会い確認

塗装作業が完了しましたら現場管理者が社内基準の検査を行います。下から見るだけでなく足場を上り外壁上部まで塗料のはみ出し、塗り残し、塗料ダレがないかなどを全面細かく確認します。

社内検査にて問題が無ければ最終確認としてお客様と一緒にもう一度検査を行います。ご希望があればヘルメットを貸し出しの上、足場の立入をお手伝いさせて頂きますが、大変危険ですので立ち会いがない場合には登らないようにお願い致します。

また、定期的に調査には入らせて頂いてますので、変更や修正・追加がありましたらその都度おっしゃっていただければすぐに対応させて頂きます。

 

7,足場解体

最終検査が終わりましたら足場職人にすぐ確認をして足場の解体日を決めます。足場専任で動いている職人なので、比較的早く足場の解体が行えます。解体時には金属を叩く音が近隣に響いてしまいますが、戸建て住宅であれば大体半日で作業が完了致しますので、解体後にはお声かけさせて頂き撤収します。

足場設置及び解体の際に注意事項がございまして、大きな足場部材を運ぶために大型トラックをお近くに止めさせて頂く必要がございます。お家の前の道路が狭かったりトラックが入れないような場所であれば少し離れて駐車し、作業させて頂く場合がございますが、基本的には建物の目の前に駐車させて頂きますのでご了承ください。

 

以上が外壁塗装工事の流れです。外壁塗装は必ずこの流れで行われますので、今後工事の予定をされている方や他社での工事が決まっている方も是非参考になればと思います。

かなり長文になってしまいパソコンを打つ指が大分カタカタになってきましたのでこの辺りで失礼させて頂きます。最後までお読み頂きありがとうございます。

明日の9時から通常営業いたしますので、屋根・外壁塗装や防水工事など外装リフォームに関するご相談・ご質問お待ちしております!

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