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塗装の基礎知識の記事一覧

【本日定休日】外壁の素材を活かした透明な塗料!UVプロテクトクリヤーとは

熊澤建装のホームページにお越し頂きまして、誠にありがとうございます。大変恐れ入りますが弊社は本日も定休日の為、お電話での受付を休止しております。ホームページ内のお問い合わせフォームよりお送り頂きましたら、明日の営業開始時間より順次ご案内させて頂きますので、お手数ですがご相談・お問い合わせ内容をフォームよりお送り頂けますと幸いです。 【営業日のご案内】 曜日 火曜日~土曜日(祝日を除く) 時間 9:00~18:00 日曜、月曜、祝日が定休日でございます。よろしくお願い致します。   定休日には外壁塗装や屋根工事、内装リフォームの際に役立つ情報をご紹介しております。本日は昨日に引き続き外壁塗装の際にお勧めの塗料のご紹介です。 皆様はクリヤー塗装という外壁塗装方法をご存じですか?これは保護性能の高い透明の塗料を塗ることでデザイン性の高い外壁材の模様をそのまま活かして長持ちさせる塗装です。 今回ご紹介するのは、タイル調や独特な模様が施されたデザイン性のあるサイディングをそのままにお手入れと美観の長期維持を可能にした日本ペイントのUVプロテクトクリヤーシリーズです。 まずはカタログ表紙の比較写真を拡大でご覧ください。 タイル調のサイディングボードは細かく独特な模様が付いておりますが、通常の外壁塗装ですと決めた色一色に塗り上げますので、凹凸が浅い分近くで見なければタイル調であったことがわからなくなってしまいます。 しかし、クリヤー塗装することによってタイル調の模様をそのまま活かすことが出来、尚且つ丈夫な保護膜を形成しますので、新築時に近い風合いと美しい外観・デザインを長期間維持することが出来ます。 もともと外壁塗装とは美観よりも外壁材の耐久性を上げる為に行うメンテナンスの一貫ですので、いつかは必ずしなければいけない大切な工事です。もちろんお住まいや建物の雰囲気を変えるために通常の塗料で塗替えて頂くこともできますし、外壁材の質感を気に入られている場合には透明な塗料で残しておくことも出来るのです。 こちらの塗料を製造している日本ペイントは外壁や屋根など建物の塗料だけでなく自動車のコーティングテクノロジーも支えており、透明でも優れた耐久性を持つ塗料となっています。シリコン系樹脂タイプとより高い耐候性を持ったフッ素樹脂タイプからお選び頂けますので、今後の予定やご予算に応じて選択可能です。   ★塗料グレード シリコン:UVプロテクトクリヤー(艶あり、3分艶あり、艶けし) フッ素:UVプロテクト4Fクリヤー(艶あり、3分艶あり)   ★耐久性 一般的な塗料は紫外線により塗料に含まれている炭素の結合が切れやすいため、紫外線が塗装内を浸食し、ひび割れや雨染みの原因となります。 しかし、UVプロテクトクリヤーシリーズは塗料に含まれているケイ素と酸素の強力な結合のため紫外線での劣化はほとんどありません。紫外線吸収剤の働きにより外壁塗装の色落ちや色あせを防ぎます。 また、フッ素グレードのUVプロテクト4Fクリヤーの場合には4フッ化エチレンという物質の結合により耐久性が長期にわたり持続します。   ★超低汚染性 外壁の表面に付着した汚れの下に雨水が入り、汚れを浮き上がらせてそのまま流し落とすことが出来ます。汚染性能試験では、野外にて塗装を暴露し、雨筋状の汚れの付く程度を目視により測定後、試験開始6ヶ月後では一般のシリコン塗料やウレタン塗料に比べて雨筋状の汚れが少なかったという比較データも取られています。 雨だれによる汚染を防止するためには塗膜表面が水に馴染むような性質(親水性)であることが重要です。 カーボン等の汚染物質には油の性質があり、塗膜表面も水をはじくような油の性質(親油性)を持っていると、汚染物質が表面に付着しやすくなります。しかし塗膜表面が親水性であると油の性質の汚染物質は付着しにくくなり、雨が降った際には雨水が汚染物質を一緒に流すことが出来るのです。   さらに、UVプロテクトクリヤーシリーズには防かび・防藻性能があるため、嫌なかび菌や藻の発生を長期にわたり抑制することが出来ます。これらの性能により、住宅の外観を長期間清潔に、美しく保つことが出来ます。   【クリヤー塗装の注意点】 1,施工時期 一般的な塗り替えの時期は新築時から10~15年後と言われておりますが、クリヤー塗装はその名の通り透明の塗料で塗装するため、外壁が綺麗な状態のうちに1度塗装してあげる必要があります。 高圧洗浄で落とせない黒ずみや亀裂などがある場合には、それらを取り除くもしくは補修する為の跡が出来てしまうため、クリヤー塗装では隠せなくなってしまうからです。 外壁材の質感を気に入られて残したいとお考えのかたは、少し早く感じるかもしれませんが新築から10年以内に一度クリヤー塗装にて保護することをお勧め致します。   2,施工可能素材 光触媒処理を施した素材には塗膜劣化が早まるなどの不具合が生じる場合があるためクリヤー塗装ができませんのでご注意ください。     最後に、、、 熊澤建装は屋根・外壁塗装・防水工事を専門的に行っている外装リフォーム会社です。塗装だけでなく雨漏り補修やサイディング張替え、屋根カバーや葺き替え工事も行っており、戸建て住宅から工場やビル、公共施設など特殊な施工実績も多数ございます。 資格を持った診断のプロが建物を直接調査し、豊富な知識でお客様に最適な施工方法のご提案を致します、また、工事は足場からすべて在籍している自社職人が直接工事致しますので、他業者を挟むことで生じる中間手数料や無駄な経費が発生しない適正価格にてご提案出来ることが当社の特徴だと考えております。 御見積りの作成はもちろん、雨漏り調査や外壁診断などご相談のみの場合でも専門スタッフが無料にてご対応致します。調査や御見積りを行ったからといって必ずご契約頂く必要は無く、ご参考までにお役に立てればと思っておりますのでご安心ください。 また、他社との相見積もりも大歓迎ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。 (2020.10.05 更新) 詳しく見る
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【本日定休日】ついにフッ素塗料越え!?アレスダイナミックMUKIとは

熊澤建装のホームページにお越し頂き、誠にありがとうございます。本日は定休日のため、お電話での受付を一時休止しております。外壁塗装や雨漏り、その他外装・内装リフォームに関するご相談・お問い合わせは、ホームページ内にございます「お問い合わせフォーム」をご利用ください。 建物の調査から補修に必要な工事費用の御見積りまで無料で承っております。ご相談のみや、相見積もりも大歓迎ですのでお気軽にお問い合わせください。 https://toso-kumazawa.com/contact/ さて、定休日には外装リフォームに役立つ情報をお伝えしております。本日は近年一番人気を誇る塗料、関西ペイントより出ております【アレスダイナミックMUKI】についてご紹介致します。 一般的に外壁塗装の塗料と言えば「ウレタン」「シリコン」「フッ素」という3つのグレードがあり、フッ素グレードは昔から高層ビルや大型施設に多く使用されているため、その耐久性は長年の実績と信頼がございます。 しかし!今回ご紹介するアレスダイナミックMUKIはその耐久性を超越した「無機有機ハイブリッド塗料」というあらたなグレードのものです。題名にもあるように、その耐久性はフッ素グレード越え、太陽光にも強く長期間塗膜の維持が可能な超高耐久性に優れた関西ペイント最強の塗料です。 ★そもそも、無機有機ハイブリッド塗料とは? 有機=木、プラスチックなど「炭素を含む(加熱すると焦げて二酸化炭素が発生する)化合物」のこと。加工がしやすく柔軟性があります。 無機=ガラス、金属など「炭素を含まない(有機以外のすべての物質)化合物」のこと。紫外線に強く不燃性が特徴ですが、その半面、柔軟性を発揮しにくいです。 ハイブリッド=異なった要素が組み合わされていること つまり無機有機ハイブリッド塗料をかみ砕いてご説明すると、< 「無機物」の強靱さと「有機物」の柔軟性を組み合わせた塗料 >となります。   関西ペイントによりますと、この優れた耐久性をだすための【究極のH.R.Dテクノロジー】が搭載されており、これがこの塗料の最大のおすすめポイントでございます。なんの略かといいますと、 H:ハイブリッドテクノロジー R:ラジカル抑制技術 D:ダイナミックレジン結合技術 この独自開発されたこの3つの技術が、フッ素グレードを超越する高耐候性を発揮できるようになったポイントでだそうです。カタカナが多すぎてよくわかりませんので、それぞれ何を言っているのかご説明致します。   【H:ハイブリッドテクノロジー】 先ほどご紹介した強靱さを持つ無機と柔軟性に優れた有機に、最高グレードのフッ素レジン素材を配合します。それぞれの特徴を最大限発揮できるよう高効率で配合させることによって、フッ素グレードを超える超高耐候性が実現しました。   【R:ラジカル抑制技術】 4つの塗膜コントロール技術により、塗膜劣化の原因物質である「ラジカル」の発生を根本的に抑え、塗料の耐候性を飛躍的に向上させます!   ★ラジカルの説明 屋根・外壁塗装に使用する塗料の「顔料」に含まれている「酸化チタン」に紫外線が触れることによって発生する物質。ラジカルは塗膜内の樹脂を切断してしまうため、ラジカルの発生が塗膜の劣化原因(チョーキングやひび割れ)となります。 ■制御技術その1<高性能フッ素レジン> 超強力な結合エネルギーを持つ国産の「高性能フッ素レジン」が紫外線を反射! ■制御技術その2<UVトラップ> 「高性能フッ素レジン」をすり抜けた紫外線を無害化! ■制御技術その3<HALSラジカルキャッチャー> 極微量すり抜けた紫外線によって発生してしまったラジカルを捕獲し、全て無害化! ■制御技術その4<ラジカルバリヤコート> 酸化チタンへの紫外線到達を阻止し、ラジカル発生を阻止!   【D:ダイナミックレジン結合技術】 超強力な結合エネルギーをもたらす結合技術により、強固な塗膜の形成と、素材同士の強力な付着力を発揮します。塗料物質同士の付着力が強ければ強いほど、チョーキング、亀裂、剥離などの劣化症状を長期的に抑制できるのです!   以上がアレスダイナミックMUKIに搭載されている関西ペイントが独自開発した技術でございます。 アレスダイナミックはシリーズで出ているため、最上級の耐久性を持ったハイブリッド塗料だけでなく、シリコングレードの【アレスダイナミックTOP】というものも出ております。こちらはシリコン塗料がベースとなっていますが、先ほどお伝えした「ラジカル制御技術」が搭載されているため、太陽光による劣化がしづらく、通常のシリコンよりも耐候性に優れた塗料となっております。 お住まいの環境や状態、お客様のご要望やご予算に応じてお選び頂けますので、ぜひ塗料選びの際にご検討ください!   最後に弊社で施工致しました戸建て住宅の現場をご紹介致します。 <アレスダイナミックMUKi>を使用した外壁塗装工事の施工事例♪ ●西東京市 Y様邸 屋根塗装&外壁塗装工事 ●西東京市 Y様邸 屋根塗装&外壁塗装工事   シリコングレードの<アレスダイナミックトップ>を使用した外壁塗装工事の施工事例♪ ●綾瀬市 I様邸 屋根塗装&外壁塗装工事 ●横浜市 S様邸 屋根塗装&外壁塗装工事   https://toso-kumazawa.com/diagnosis/ (2020.10.04 更新) 詳しく見る
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【本日定休日】屋根・外壁塗装工事は冬でも問題ない?

秦野・厚木・横浜・杉並の4店舗展開中!熊澤建装のホームページへお越し頂き、誠にありがとうございます! 神奈川と東京エリア全域にて屋根・外壁塗装、ベランダ・屋上防水などの外装リフォームに関するご相談・御見積りを無料で承っております。みなさまのお住まいや所有されている建物では雨漏りしていませんか?ちょっとした雨漏りでもそのまま放置してしまうといつの間にかどんどん腐食が進んでいて、急な大雨や強風で一気に雨漏りが加速してしまう可能性がございます。 熊澤建装では雨漏りの経路や原因の調査、そして屋根や外壁、屋上など各所に劣化症状が出ていないか、補修するならどのぐらいの費用がかかるかなど、調査から補修のご提案まで全て資格を持った調査員が直接ご説明させて頂きます。 これまでゼネコンやハウスメーカー、公共施設の工事を行ってきた豊富な知識と実績から、建物の状態に合わせて最適な方法をご提案致します。 ※調査や御見積りをしたからといって必ずご契約頂く必要はありません!建設業界では専門知識が浸透してない以上、まずは3社以上から御見積りをとっていただく「相見積もり」をお勧めしております。また、ご予算の都合や今後の予定も踏まえてすぐの工事が必要ない場合にもきちんと説明させて頂きますので、ご安心頂ければと思います。 https://toso-kumazawa.com/contact/ さて、前置きが長くなりましたが、定休日にはいつか皆様のお住まいをお手入れされる際に役に立つ情報をお伝えしております。本日は「冬に行う外壁塗装&屋根塗装ってどうなの?」というテーマでお送り致します!   一般的な認識としては、梅雨は雨や台風、冬は凍結で塗装工事には向いていないと思われておりますが、実際はそんなことございません! 当社のホームページ内では定休日以外毎日、毎月施工事例の更新を行っておりますのでお察しの通り、塗装工事が出来ない時期などないのです。ようは職人の判断力と技術力次第で、どの時期であっても塗装は可能です。 神奈川県・東京都内エリア全域にて行った外壁・屋根塗装・防水工事の施工実績 例えば「夏は暑いから塗料が乾きやすい」と思われがちですが、湿度が高いため、塗料によっては工事が出来ない場合があります。それに対して冬は湿度が低く、雨や雪が降らなければ1日空気が乾燥しているため、塗料の乾きも早いです。 また、塗料によっては専用の「強化剤」を使用することにより、湿気が多い水回りなどの場所や、湿度が高い梅雨時期・小雨程度の天候でも工事が可能です。 ⇒お勧め塗料 関西ペイント【アレスダイナミックTOP】では、上記の通り湿地面への施工も可能です!本来塗装する表面に水分があると塗料がうまく密着できずに剥がれの原因となります。しかし、アレスダイナミックTOPと専用の強化剤を使用すれば、より強力な付着力が塗装面にしっかりと密着し、水分が多少残っていても問題なく塗装工事が可能です。 https://toso-kumazawa.com/blog/10049/ アレスダイナミックTOPはシリコン塗料ですが、さらに上のグレード【アレスダイナミックMUKI】も同じく専用の強化剤がございます。フッソレジン素材を組み合わせて作られた超高耐候性を持った塗料で、フッ素塗料を超越した耐久性があります。 さらに、外壁だけでなく屋根も同じくアレスダイナミックシリーズで製造されていますので、お時間ある際にはぜひ「現場ブログ」の上部にあります「おすすめ塗料紹介」からご覧下さい♪   塗装工事に大切なのは、時期ではなくメーカーごとにある塗料の施工仕様を遵守し、塗り重ね及び乾燥時間をしっかり設けることが大切なのです。 熊澤建装では日々職人に対する技術向上の教育を行っており、その日の気象によって進められる作業を見極め、現場管理者が全職人の動きを一括管理しておりますので、安心してお任せ頂けます!   現地調査・診断・お見積りは無料にて承っておりますので、お気軽にご相談ください♪ https://toso-kumazawa.com/diagnosis/ (2020.09.28 更新) 詳しく見る
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【本日定休日】外壁塗装で選べる「艶あり」「艶なし」とは?

熊澤建装のホームページへお越し頂き、誠にありがとうございます! 恐れ入りますが、本日は定休日のためお電話での受付を一時休止しております。数回コール音がなったあとに留守番電話サービスへ繋がりますので、宜しければご用件の録音をお願い致します。 また、ホームページ内にございますお問い合わせフォームは24時間365日受け付けております。無料の外壁調査や雨漏り検査に関するご予約はお問い合わせフォームよりお送り頂きますと日時調整がスムーズですので、是非ご利用ください! https://toso-kumazawa.com/contact/ 【熊澤建装の営業日はこちら】 火曜日~土曜日の朝9:00~18:00まで ※日・月・祝日は定休日となりますので、ご了承ください。   定休日のブログでは、外壁塗装&屋根塗装に関する豆知識をお届けしております。本日は外壁塗装の際に選べる「艶あり・艶なし」についてです。   ★艶に関する基礎情報 光を反射するものを艶あり、反射しないものを艶なしという表現をしております。また、塗料によっては艶の調整ができ、「艶なし・三分艶・五分艶・七分艶・艶あり」という形で細かく指定できます。 艶なしは「艶消し」「マット仕上げ」とも言われます。   ★艶の指定が出来る塗料 艶のある・なしはメーカーが塗料を作った段階ですでに決められており、注文する際に艶の具合を指定して注文します。そのため、何かを混ぜれば艶なしにできたり、艶なしになるような塗り方があるわけではありませんので、工事が始まってから調整をすることはできません。 また、塗料によっては艶なしを選べないものもあるため、塗料を選ぶ際には【1,艶 2,色 3,機能性】を決めておくよう注意しましょう。   ★艶あり・艶なしのメリット&デメリット ・艶あり メリット:太陽光の反射で輝くので新築のように見える     サイディングボードの凹凸が強調される     汚れが付きづらい デメリット:劣化により年数がたつと艶がなくなってくる      まぶしい、安っぽいと感じる人もいる   ・艶なし メリット:落ち着いた雰囲気になる     高級感を演出できる デメリット:艶ありに比べると汚れが付きやすい      使用できる塗料が少ない   ★艶を抑える際の注意点 七分艶というと「艶が七割・艶消し三割」という意味ですが、他の業界の解釈と混ざってしまったり、地域の差などで七分艶を七分艶消し(三分艶)と勘違いしてしまう場合があるそうです。 艶の具合の違いは工事か終わるまで気づけない可能性があるので、艶を抑える場合には「70%艶にする」など艶感の確認を行いましょう!   以上、塗装の際にご指定頂ける艶感に関するご紹介でした。 外壁や屋根の色や配色パターンによるイメージチェンジだけでなく、艶感によってもお住まいや建物の雰囲気を変えることが出来ます。皆様が塗り替えをされる際にお役に立つような情報を今後もお伝えいたしますので、是非またのお越しをお待ちしております! (2020.09.27 更新) 詳しく見る
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【本日定休日】室内塗装でウイルス除去!アレスシックイのご紹介

(株)熊澤建装のホームページをご覧頂きまして、誠にありがとうございます。 恐れ入りますが本日定休日の為、お電話でのお問い合わせ受付を一時休止しております。毎週日曜・月曜が定休日でございますので、明日火曜日の朝9時から再開致します。 ホームページ内にございますお問い合わせフォームからお送り頂きましたら、明日より順次ご案内させて頂きますので、是非ご利用ください。   さて!定休日には外装・内装リフォームで役に立つ情報をお伝えしております。今回ご紹介しますのは、お住まい・建物の中!内装の壁に使用する塗料のご紹介です。 防カビや防臭、ウイルスの増殖を防ぐなど優れた機能が盛りだくさんの塗料でございます!   内装用・消石灰系仕上げ材 【アレスシックイ】のご紹介   ■ 製造元 関西ペイント販売株式会社 ■ 施工可能部位 内部壁面 ■ 施工可能素材 コンクリート、ストレート、モルタル、石膏ボード、塩ビクロス、ペンキ下地クロス ■ 施工方法  1,素地調整 ゴミや汚れをブラシやペーパー等で除去  2,下塗り(アレスシックイシーラーネオ)  3,中塗り(アレスシックイ)  4,上塗り(アレスシックイ)   関西ペイント(株)漆喰塗料アレスシックイ紹介ページ   ここが『すごい!』 自然素材 主成分である消石灰の有する自硬性により強固な被膜が形成されるため造膜助剤等の揮発性有機化合物(VOC)は一切含有していません。 また、消石灰(水酸化カルシウム)が長時間掛けて炭酸化していく特性から、「環境」や「健康」に貢献する様々な機能を発揮します。   ここが『うれしい!』 簡単施工 これまで用いられてきた漆喰本来の良さを見直し、風合いを損なうことなく、優れた機能性を最大限に発揮した画期的な壁塗材です。 刷毛やローラー、スプレーによる一般的な塗装方法で施工が可能で、広範囲に手軽に、しかも低コストで漆喰壁が再現できます。   従来の漆喰壁は高度な左官技術を必要とし、施工が難しく施工時間もかかる等の理由から、十分に活かされていませんでした。 しかし、ローラー塗りなどの施工が可能で扱いやすくなった「アレスシックイ」は、漆喰の機能をそのままに、和室に限らずさまざまな生活空間、施設等にご利用いただける画期的な製品です。 艶のない独特の質感が上品な空間を演出することでしょう。 さらに、デザイン仕上げなどのバリエーションでインテリア演出の可能性を広げます。   人に”やさしい” ★消臭機能 タバコやペット、生ゴミなどの生活臭を吸収し、浄化します。 人が生活する環境には、いろいろな臭いが満ちあふれています。中にはペットやタバコ・トイレ・ごみの臭いなど、人に不快な印象を与える臭いも少なくありません。 アレスシックイを塗った壁なら、こうした不快な臭いを吸収浄化する機能があります。 リビングやトイレなどの他、ペットショップや喫煙空間・スポーツ施設や飲食店など臭いが気になるところにはアレスシックイがお勧めです。   ★抗菌・抗ウイルス機能 細菌の生育・増殖を抑制します。また、カビの発生の抑制にも効果が認められます。 子供たちはいろいろなところを触り、手から口へと様々な菌を運んでしまうおそれがあります。 アレスシックイの壁は、漆喰の持つ抗菌機能により壁に付着した菌やインフルエンザウイルスの生育・増殖を抑制するので、安心して生活することができます。 こうした抗菌機能は、住宅だけでなく病院・福祉施設・学校など病気に対する抵抗力の弱い方が集まる場所では特に威力を発揮します。   ★VOC吸着除去機能 揮発性有機化合物(VOC)であるホルムアルデヒドを吸着無害化し、トルエン、キシレン等を吸着除去します。 F☆☆☆☆ホルムアルデヒド登録認定商品です。 人が生活する住空間にもVOCは存在しており、壁紙などからもVOCが放散されている可能性があります。 アレスシックイは、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドなどのVOCを吸着分解してくれます。 皆様が暮らす住宅の内装材としてご使用いただけたなら、人にやさしく安心な生活空間を創ります。   建物に”やさしい” ★防火認定材料 国土交通省防火認定材料NM-8572、QM-9812、RM-9361(有機質砂壁状塗料塗り)適合品です。 漆喰の主成分である消石灰は無機物であり不燃性の物質です。 アレスシックイの成分も消石灰であることから、燃えにくく防火機能に優れています。 昔から大切なものを保管する蔵などに多く使用されてきた漆喰が火から壁を護り、建物そのものを守ります。   ★結露抑制機能 高湿度環境は建材の腐食やカビの発生原因となり、人の健康被害だけでなく、家の建物の傷みを誘引します。 アレスシックイの壁は、消石灰の多孔質構造によって室内の湿気を吸湿、また放湿する機能を有していることから、室内湿度のバランスを保ち、結露を抑制する機能があります。 古くから日本に伝わる伝統素材の漆喰は、大切なお家などを湿気から護る建物にやさしい素材です   環境に”やさしい” ★二酸化炭素吸収機能 CO2の発生が地球温暖化の原因であることは、よく知られています。 アレスシックイは、その成分である水酸化カルシウムがCO2を吸着し、分解してくれます。(アレスシックイ1㎡で約83.000リットルの空気中に含まれるCO2を吸収します。) 地球の恵みがもたらす素材を使い、CO2削減効果により環境改善に役立つことが出来る、地球環境にやさしい素材です。   ----------------------- 秦野市、神奈川、東京の外壁塗装・防水工事は熊澤建装へお任せください。 秦野・厚木・横浜・杉並の4店舗にて、東京神奈川エリア全域の施工から管理まで一貫して行っております。   当社ではお見積りのご提案だけでなく足場仮設工事から在籍している専任の職人が作業致しますので、全て1社でお任せ頂ける安心感で高い評価を受けています。 お家・建物の調査からお見積りのご提案まで無料でご対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。 (2020.09.14 更新) 詳しく見る
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【本日定休日】屋根葺き替え工事とは?解体から新設までご紹介

株式会社熊澤建装のホームページへお越し頂き、誠にありがとうございます。 恐れ入りますが本日定休日の為、お電話によるお問い合わせ窓口がお休みを頂いております。ホームページ内にございますお問い合わせフォームは24時間365日受け付けておりますので、お気軽にご相談・お問い合わせ内容をお送り頂ければと思います!   当社定休日(受付休止日)は毎週日曜・月曜・祝日でございます。 受付休止中でも営業部や工事部は動いている場合がございますので、ご契約済みのお客様や工事中のお客様はお手数ですが営業担当へ直接ご相談頂きますようお願い申し上げます。   さて!お休みの日には外装リフォームで役に立つ情報をご紹介しております。本日は日本瓦を使用した屋根や、劣化状態がかなり進んでしまっている屋根材を新しく設置しなおす方法「葺き替え工事」についてのご紹介です。   《熊澤建装のアピールタイム》 熊澤建装では、お住まいからアパート・マンション、工場や店舗など幅広い建物の施工が可能です。 足場の仮設から会社に在籍している職人が直接工事を行いますので、安心施工、高技術、適正価格にてご提案しております。 建物の調査は資格を持った診断のプロが直接お伺いして検査しますので、劣化状態や最適な補修方法のご説明をわかりやすくお伝え致します。 調査からお見積りの作成まで無料で承っておりますので、ご興味があるかた、お住まいや所持している建物で気になる部分がある方は、お気軽にご相談ください。 外装改修工事/屋上防水工事/外装リフォーム工事のご相談はこちら     <目次> 1,屋根の葺き替えとは? 2,屋根葺き替えをするタイミングとは? 3,屋根葺き替え工事の流れ 4,施工事例     【1,屋根葺き替え工事とは?】 新築時から付いている屋根材を全て解体して取り外し、新しい屋根材に替えることを「葺き替え」といいます。 屋根自体の傷みが激しい場合や、雨漏りなど内部構造まで劣化している場合に行います。   【2,屋根葺き替え工事をするタイミングとは?】 日本瓦以外の屋根のほとんどは、定期的に屋根塗装を行う事で維持が可能です。 より耐久性を上げ、低いコストで屋根材を変更したい場合には「屋根カバー工事」といって、既存の屋根材の上に、新しい屋根材を重ねて取付ける方法があります。 しかし、それらのメンテナンスだけでは改善できないほど屋根材の劣化が進んでしまい、屋根材自体の破損や劣化がひどくなってしまった際には、屋根葺き替えをしなければなりません。 また、日本瓦は瓦自体が丈夫で長持ちするのでメンテナンス不要ですが、台風等の暴風雨で飛んだり落ちたりというご相談が多くあります。 重量もあり、耐震性には優れていないため、建物の負担を減らすために葺き替え工事をご検討される方がだんだんと増えています。   【3,屋根葺き替えの流れ】 (1)既存屋根材の撤去 劣化してしまった既存の屋根材を降ろしていきます。 一般的なストレート屋根や日本瓦は重いので、落としてしまうと大きな被害に繋がります。 また、この解体作業には多くのチリやホコリが舞いますので、最小限に抑えられるよう丁寧に作業します。   (2)野地板の張替え・補修 屋根材の下地には木の板が全面に敷かれています。この板を「野地板」といいます。 傷みや雨漏りによる腐食がひどい場合には、新しい板へ張り替えを行います。 また、状態によっては新しい板の重ね貼りによって補強をします。   (3)防水シートの取付け 張替えた(2)の野地板の上に、「ルーフィング」という専用の防水シートを貼ります。 屋根材だけでなく、外壁材の内側にも同じように防水シートが設置されており、長期間防水性の維持をします。 しかし、長年の経年劣化によるものや、亀裂・破損部などから水分の侵入がある場合には、シート自体が腐食してしまい、防水性がなくなってしまうため、交換が必要となります。   (4)新しい屋根材の設置 新しい屋根材を設置します。 使用する屋根材によって工事期間や工事費用が変わってきますので、今後の予定やご予算に応じてお選び頂きます。 現在最も多く使用されている屋根材は<ガルバニウム鋼鈑>です。 ガルバニウム鋼鈑の重量は瓦の10分の1と言われており、錆びにくく耐久性に優れています。 葺き替えだけでなくカバー工事の際にも選ばれることが多く、設置しやすく作られているため工事期間が短く、費用も抑えられるので大変人気の屋根材です。   (5)棟板金の取付け 屋根のてっぺんにある板金を取付けて、葺き替え工事は完了です。 屋根材は基本的に下から段々と貼っていき、一番上の棟が最後となります。   【施工事例】 2020年6月18日着工 神奈川県中郡二宮町 外壁塗装・屋根葺き替え工事 2020年6月17日完工 神奈川県秦野市 大屋根葺き替え工事 2020年5月18日完工 神奈川県厚木市 外壁塗装・屋根カバー工事 2020年2月14日完工 神奈川県秦野市 屋根カバー工事 (2020.09.13 更新) 詳しく見る
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【本日定休日】屋根・外壁塗装に使用される「フッ素塗料」とは

熊澤建装のホームページにお越し頂き誠にありがとうございます! 恐れ入りますが昨日に引き続き本日も定休日でございます。お電話でのお問い合わせ受付を停止してますため、お手数ですがトップページ右上にございますお問い合わせフォームよりお送り頂ければと思います。 明日火曜日の朝9時から順次ご対応させて頂きますので、少々お時間を頂きますが何卒よろしくお願い致します。   定休日には現場ブログにて外壁や屋根塗装をする際に役に立つ情報をお伝えしております。塗装だけでなく屋根の葺き替え工事やベランダの防水工事など建物のメンテナンスに関しまして幅広く工事を行っております。これまでの施工事例も是非ご覧ください! 外装リフォーム・防水工事の専門店 熊澤建装の施工事例   ということで昨日はシリコン塗料についてご紹介致しましたので、本日は耐久性は塗料野中で1番!その分材料費も高いですが現在最も優れていると言われているフッ素塗料のご紹介です。   フッ素塗料とは? 塗料の主成分がフッ素系の樹脂でできている塗料のことです。 フッ素が持つ元々の性能によって、汚れ・雨・紫外線に強く、耐久性が非常に優れています。 昨日お伝えしたシリコン塗料よりもグレードが高いと言われているのは、 それだけ耐用年数が長く、その証明として橋や高層ビルなどの大型物件によく使用されています。   フッ素塗料のメリットとは 1,耐用年数15~20年と、外壁塗料の中でトップ! 2,紫外線や雨水によるダメージを受けにくい=劣化しにくい 3,汚れをはじき、ついた汚れが滑り落ちやすい 4,カビや藻、コケが発生しにくい 5,橋やビルなど大型物件に使用されているという信頼実績がある   フッ素塗料を使用する際の注意点について 1番の注意点は塗装業者を見極めることです! 戸建てでフッ素塗料が使用されるようになってからまだ日が浅いので、 工事をする職人の技術が追いついていないが為に、十分な性能が発揮されない可能性があります。 フッ素塗料およびビルなどの大型物件の塗装実績がある業者を選びましょう。   熊澤建装おすすめのフッ素塗料はこちら! https://toso-kumazawa.com/blog/10052/ https://toso-kumazawa.com/blog/10072/ サーモアイは屋根用の遮熱塗料でそのなかでもフッ素グレードが大変人気です!また、独特な岩肌模様が付けられるゾラコートEX自体はシリコン塗料なのですが、ページの下の方に記載しておりますRSダイヤモンドFは同じような模様を付けられてさらにシリコン塗料ですので高級感有る外壁の模様を長期間維持できてとてもお勧めでございます。   シリコン塗料でもフッ素塗料に近い耐久性をもつ「アレスダイナミックTOP」や、フッソレジンを無機有機素材と混ぜ合わせて作られたハイブリッド塗料「アレスダイナミックMUKI」はフッ素を超越した優れた耐久性があります。塗料がドンドン進化してより頑丈で丈夫な塗装を戸建て住宅にも使用できるようになってきました。 オリジナル塗料や海外製造の塗料が多く出回っておりますが、熊澤建装では国内で長年多くの実績があり信頼できる材料メーカーでのみ注文をしています。 今回ご紹介した塗料も日本が誇る大手塗料メーカー関西ペイントと日本ペイントです。日本ペイントは海外の会社に吸収合併されるとのことでしたが、これまで製造されてきた安心と安全が保証された素晴らしい塗料の数々はこれからも活用していきたいと思います! 塗料や費用などでご不安な事は多いかと思います。ご相談だけでも構いませんので是非お気軽にご連絡ください! https://toso-kumazawa.com/contact/ (2020.09.07 更新) 詳しく見る
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【本日定休日】屋根・外壁塗装に使用される「シリコン塗料」とは

熊澤建装のホームページにお越し頂き誠にありがとうございます! 恐れ入りますが本日定休日の為、お電話でのお問い合わせ受付を停止しております。ホームページ内にございますお問い合わせフォームは24時間365日受付可能ですので、是非ご利用ください。 週明け火曜日の朝9次より順次ご案内させて頂きますので、少々お時間を頂きますがご理解ご了承の程よろしくお願い申し上げます。   定休日には外壁塗装やリフォームなどで役に立つ情報をブログでお伝えしております!本日は屋根や外壁の塗り替えの際に使用される塗料にはいくつか種類がございます。そのうちの「シリコン塗料」とは何なのかをご紹介致します。お勧め塗料も掲載致しますので是非最後までご覧ください!   シリコン塗料とは 主成分の合成樹脂がシリコン系の塗料のことです。 外壁塗装をする際、塗料の価格や耐久年数のバランスが良いため、最も多く使用されるスタンダードな塗料です。   シリコン塗料のメリット 1,塗料価格と耐用年数から見ると、コストパフォーマンスが良い! 2,種類によっては太陽光の熱を反射する「遮熱機能」や、約600度にも耐えられる「耐熱性」を持っている 3,汚れが付きにくく、雨や風によって汚れを落としやすい 4,ツヤの持続性が長いため、綺麗な外観を保持できる 5,塗料の種類が多いため、お家にあった塗料を探しやすい   シリコン塗料で塗装する際に気をつけること 1番大切なのは、安すぎる塗料は疑いましょう! 「安い=塗料に含まれているシリコンの量が少ない」ということです。 例え安かったとしても、機能性や耐用年数の長さがなくなれば、せっかくシリコン塗料を選らんだ意味が無くなってしまいます。 多くの種類から選べることがシリコン塗料のメリットでもありますので、お見積りの際は複数の業者で取るようにしましょう。   熊澤建装がお勧めしている社内検査済みの優れたシリコン塗料はこちら! https://toso-kumazawa.com/blog/10049/ https://toso-kumazawa.com/blog/10981/ 2つとも外壁塗装用の塗料ですので、屋根塗装用の塗料はまた別の機会にご紹介致します。ちなみに名前だけ先にお伝えしますと関西ペイントの「アレスダイナミックルーフ」がお勧めでございます。お勧め塗料ページではハイブリッド塗料の「アレスダイナミックルーフMUKI]をご紹介しておりますので、宜しければご参考までに一緒にご覧ください。   当社では御見積りはもちろん建物の屋根や外壁の調査、雨漏り診断など外装のトラブルに関する検査を無料で行っております。ご契約や工事の強制は一切行っておりませんのでご安心頂ければと思います。お住まいや所有されているアパートやマンションで気になる部分や補修を検討されている箇所がありましたらお気軽にご相談ください。 https://toso-kumazawa.com/contact/ (2020.09.06 更新) 詳しく見る
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【お役立ちブログ】外壁材別の塗り替え目安時期

外壁材によって違う!塗り替えの目安時期とは   前回は外壁塗装の劣化症状が何か、そしてご自身で確認出来る症状のご説明を行いました。年々強くなる紫外線や様々な汚れと一緒に降りかかる雨などによって、外に置いていて永久的に美観と健康を維持できるものはありません。 皆様の大切なお住まいをより長く維持できるようお手伝いさせて頂くべく豊富な知識と実績を持った当社スタッフが誠心誠意ご対応致しますので、定期的にお伝えしているお役立ちブログも活用して頂きつつ、詳しい調査や難しい材質に関することなどお気軽にご相談頂ければと思います。 今回ご紹介するのは「外壁塗装工事を行う時期の目安」についてですが、使用されている外壁材によってその時期が違います。また、劣化具合や起きている症状によって塗装だけでは補修出来ない場合もございますので、目安として頭の片隅において頂きつつ、ご参考の上無料調査のご依頼もお待ちしております! https://toso-kumazawa.com/diagnosis/ 各種外壁材のご紹介と塗替え時期   ■モルタル 塗装目安時期:8~10年 モルタルとは、セメント・砂・水を練り合わせたものを壁に塗り乾燥させて形成した外壁材です。見て分かる特徴としては壁材パネルを使用していないため切れ目がなく、服で言う縫い目がないような平らな外壁です。モルタルを塗る際にはコテを使用して独特な模様や凹凸を付けることが出来るため、塗り後のような模様や鱗のような模様をつけることも可能です。 モルタルで壁を形成した後に石や階などが混ざっている樹脂を吹付けることで細かな凹凸を付けたり、ローラーで模様付けすることも出来ます。 新築時に行う吹き付け塗装は塗り替えで行う3回塗りとは違い、基本的に1回しか吹きつけを行っていないため塗装の膜が薄く、耐久性や保護性能も低いです。また、モルタル自体が経年劣化によってひび割れを起こしやすいため、8~10年での再塗装がおすすめです。   ■窯業サイディングボード 塗装目安時期:5~8年(塗装が初めての場合) 窯業サイディングボードとは、セメントに繊維質を混ぜて板状にしたものを熱や圧力で固めて作られた外壁材です。見て分かる特徴は表面はモルタル壁に模様付けしたような仕上りですがお家や建物の形に合わせて何枚かのパネルを貼り付けているため、所々に壁材の切れ目が見られます。タイル調や木彫など様々なデザインから選ぶことが出来るため、戸建て住宅を新築するときは一番人気の壁材です。 新築の場合、窯業サイディングボードの表面はアクリル塗料といって塗料の中でも安くて耐久性の低いものが塗装されていることが多いです。※必ずしもアクリル塗料で塗装されているというわけではないので、詳しくは建てられた会社に確認しましょう! 建物は湿度や気温によって膨張と収縮を繰り返しているためパネル同士に隙間があることによってその動きに追従できるようになっています。しかし、家を建ててから2~3年の間はその動きが多いと言われているため表面を保護している固いと膜は動きについて行けなくなりひび割れを起こしやすいです。 新築のお住まいにアクリル塗料が使用されやすいのは「コストを抑えるため」という理由だけでなく、新築初期にひび割れが起こりやすいため安いアクリル塗料が選ばれやすいと言われています。 ひび割れや丈夫な塗装が施されていないという理由から新築時には一般的に塗替え時期と言われている10年よりもはるかにはやい5~6年で再塗装されることがお勧めされています。それ以降のお手入れは使用した塗料によって耐久性が異なるため、平均8~10年が塗り替え目安となります。   ■金属サイディングボード 塗装目安時期:10~15年 金属サイディングボードとは、アルミニウムやステンレス・ガルバニウムなどの金属鋼鈑で作られた外壁材です。金属製なので材質が違うことは見てすぐに分かります。また、複雑な形成が難しいため金属サイディングを使用しているお家や建物は屋根が平らのシンプルな造りになっていることが多いです。 新築する際にはモルタルや窯業サイディングボードと比較するとかなり高価な外壁材ですが、その分ボード本体と最初に施されている塗装の頑丈さはとても優れています。金属サイディングボードは工場で塗装が行われ、「焼き付け塗装」といって140~200度の高い温度で塗装を乾燥させる方法が施されているため、とても固く耐久性も高いです。 塗装は塗装なので経年劣化によりチョーキング現象が起こったり、金属製の壁材のため錆が発生する場合があるため10~15年が再塗装の目安となります。   ■ALCパネル 塗装目安時期:5~8年(塗装が初めての場合) ALCパネルとは、軽量気泡コンクリートというコンクリートの一種を使用した外壁材です。軽量で有りながら強度が有り、遮音性が高いため最近多く使用されるようになってきました。工場でパネルを形成したあと建物に貼り付け、仕上げの塗装は現場で行われています。見た目の特徴は、戸建ての場合細かなタイル調になっているものが多く、ビルや店舗などでは縦長もしくは横長の1枚パネルを全面に貼り付けている事が多いです。説明が難しいので画像で検索して見ましょう!すみません! 窯業サイディングと同じで新築初期の2~3年は気温や湿度によっておこる膨張と伸縮による動きが多いためひび割れを起こしやすく、早いメンテナンスが行われることを前提で安価なアクリル塗料による塗装仕上げになっている場合が多いため、再塗装目安が早めの5~8年となっています。 2度目以降の塗り替えは使用された塗料と状態により、10~12年が塗り替え目安です。また、大きなパネルで全面仕上げている場合にはパネル同士全てのシーリング材の補修が必要となるため補修費用としてのコストは少し高めです。   まとめ   外壁材別の塗り替え目安時期についてご紹介致しました。あくまでも目安で有り、環境や使用された塗料の種類によってその時期は数年変わってきます。窯業サイディングやALCパネルは新築時に使用されている塗料が耐久性高く、ひび割れも少なければ10年近く維持できる場合もございますので、塗り替えをされる前には新築時の情報を必ず確認するようにしましょう。 ところで、新築時に使用する塗料がアクリル塗料ではなくもっと耐久性の高い塗料だった場合にはひび割れを防ぐことが出来るのか気になりませんか?私気になります!調べましたところひび割れは防げないそうです。 外壁の材質状、建物の伸び縮みは防げるものではなく必ず起こることのため、建てられてから5年前後でのひび割れば建物がちゃんと環境に適して動いているんだなと認識して頂くだけの症状となります。 また、塗装の種類でも「クリヤー塗装」といって、透明の塗料を塗装することが出来ます。これはタイルを使用した壁面や、新築時の外壁材が2色以上の色で陰影や模様が付けられている場合に使用します。通常の塗装は1色に塗り上げますので、模様を残されたい方は変色がなく汚れも落とせる場内の綺麗なうちに塗装する必要があります。 クリヤー塗装をご希望の場合には新築であろうと再塗装であろうと5~8年の劣化が進みすぎてないうちに行う必要がありますので十分に注意してください。   熊澤建装は秦野・厚木・横浜・杉並の4箇所に営業所を持ち、神奈川・東京エリア全域にて外装リフォーム前編のご依頼を承っております。足場の組立から各補修・リフォームを在籍している自社職人が直接工事をおこなうため、部分的に他業者に工事の発注をするとかかってしまう無駄な経費などの中間マージンが発生しない適正価格でのご提案が可能です。 また、診断士や技能士の資格を持った専門スタッフによる屋根・外壁診断や、雨漏りの原因を調査する雨漏り調査を無料で行っております。必要であれば補修費用の御見積りも作成致しますが、これらを行ったからといって必ずしもご契約頂く必要はございませんのでご安心ください。 まずは建物の状態確認や劣化原因の特定、そして補修する場合の予算から今後のメンテナンスに対する計画を立てて頂き、実際に工事を検討される時期になりましたら他のリフォーム業社と比較して頂く判断材料としてお考え頂ければと思います。 https://toso-kumazawa.com/contact/ (2020.09.04 更新) 詳しく見る
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【お役立ちブログ】外壁塗装の劣化具合をチェックしてみましょう!

外壁塗装の劣化症状はご自身でも確認出来ます!   皆様は外壁や屋根の塗り替え時期をどのように判断されていますか? ・黒ずんで汚れてきたから ・塗装が剥がれてきたから ・ひび割れや欠けなど外壁が傷ついているから 多くの場合には「汚れが目立つ」もしくは「壊れてきている」と思ったときに塗り替えを検討される方が多いです。 実はこの考え方はあながち間違っておりません! 汚れが目立つ=塗料が持つ「汚れの付着を防ぐ」性能が低下している証拠です。他にもメジャーなシリコン塗料やフッ素塗料であれば水分から壁材を守る防水性や、コケ・藻などの発生を防ぐ性能が備えられています。 しかし、それらの性能が低下すると汚れやすさはもちろん、塗装による保護膜が薄くなってきているため、外壁材や屋根材に直接ダメージが通りやすくなります。 年々強くなる紫外線や酸性雨などは何十年もかかりますが、いずれ建物を破壊し崩れさせるほど強い影響がありますので、建物本体の健康的な維持を考えるためには汚れてきたというだけでも塗替えて保護してあげるきっかけには良いです。 ですが!! 大きなひび割れや塗装の剥がれ、そして外壁材や屋根材の欠けは少し早めの補修をご検討頂く必要があります。なぜならば、塗り替えとはあくまでも塗装する箇所に何も問題ないことが前提で表面を保護するために行われる工事だからです。 よく「外壁塗装は人の服と同じ」と言われています。暑いとか寒いとかそういうことではなく、外的ダメージから身を守るために人は服を着ますし動物は毛が生えています。 例えば人が転んで膝をすりむいたら、ばい菌が入らないように消毒をして保護するために絆創膏を貼ってその上に洋服を着ますよね?「膝をすりむいて血が出てるけど服を着たから治りました!」という人はいないかと思います。 それと同じで、外壁や屋根も小さな傷であれば大丈夫ですが大きなヒビや欠けは、気がつくのが遅いとその部分から空気中の汚れやほこり、雨などの水分が壁材の内部に侵入している可能性があります。その場合には腐食が進まないよう破損部分だけでなくその廻りも削り落として、改めて下地から造り、補修工事をする必要があります。   外壁塗装の劣化診断をしてみましょう!   屋根や外壁のお手入れの最適な時期を知るためにも、劣化症状を数年に一度でも良いので確認してみましょう。 ・塗装のことなんてよく分からない! ・長持ちさせたいけど塗替えるタイミングをどうやって判断するの? というお声が多く、お手入れの計画を立てても適切なメンテナンス時期ではないために、早すぎて不必要な工事だったのでは?or遅すぎて大がかりな工事と費用がかかるのでは?というご心配・ご不安のご相談をよく頂きます。 塗装の知識はよく分からなくとも、皆様が目視で劣化具合をチェックできる方法をいくつかご紹介致しますので、是非塗り替える際の検討材料の一つとしてお役立てください!   ■変色&褐色 屋根や外壁の表面の色が変退色(塗料が劣化したり変質したりして色が変わってしまう現象)していることは劣化の初期症状です。さらに数年進むと塗膜の劣化によりひび割れが発生し、塗膜自体も薄くなってきて保護機能を失いますので、変色が見られるようになりましたら数年以内に塗り替えの予定を立てて頂くことをお勧めします。 原因が太陽光ダメージによる場合が多いため、日当たりの良い外壁面が他の壁面に比べて色が変化していないかを確認してみましょう。   ■藻・コケ・カビ 外壁に緑色の藻やコケが生えてきている場合、そのままにしておくとカビの発生に繋がります。また、コケが生えるのは壁材に水分を含んでいる証拠で有り、塗装の防水性能が低下しているサインでもあります。 外壁の黒ずみは空気中の汚れや雨だれの場合が多いですが、カビが繁殖している可能性も考えられます。雨が降った後乾きにくい日野当りの悪い壁面や、キッチ・トイレ・お風呂など水回りで湿気が多い壁面に藻やコケ、カビが発生していないか確認しましょう。   ■チョーキング現象 外壁を手で触った際に指に白い粉状のものが付着することを「チョーキング現象」といいます。雨や紫外線などの影響によって塗料が劣化し、塗料に含まれている樹脂が分解されてしまったために顔料が粉状になって塗装表面に出てきている状態です。 外壁塗装自体の保護機能が低下しているサインですので、塗料が剥がれ落ちていないとしてもその意味はなくなってきています。見た目はまだ綺麗だと感じていても、保護機能が薄れた塗装では太陽光や雨風によるダメージを屋根・外壁材に蓄積することとなりますので、お手入れ時期の目安です。 この現象も太陽光ダメージが原因によるものが多いため、日当たりの良い壁面を沢って確認してみましょう。   ■クラック 「クラック」とはひび割れのことを指し、とくに壁がモルタルという材料で形成された外壁によく見られます。その他の壁材や屋根材でもひび割れは起こりますので、外装にできた細かなひび割れは「クラック」と呼んでいます。 基本的な補修方法はクラックの大きさで決まります。クラックの幅が0.2㎜~0.3㎜以下は髪の毛のように細井という意味で「ヘアークラック」と呼ばれ、塗膜表面のひび割れなので大きな補修は必要なく、緊急性もありません。 クラックの幅が0.3㎜以上、深さが0.5㎜以上有る場合には塗膜の内部にもひび割れの影響が出ている可能性が高いため、雨などの水分が侵入しやすく、屋根や壁材自体に腐食が進んでいないか慎重に調査する必要があります。すぐに雨漏りへ発展することはあまりないですが、クラック周辺の痛んでしまった部材を全て除去して埋めるという補修が必要になりますので、その分コストもかかります。 クラックが生じる場合にはすでに先ほどご紹介したチョーキング現象や、藻やコケの発生も伴っている事が多いため、これらの症状が出ているようであれば数年以内のお手入れをお勧め致します。 クラックが一番発生しやすい場所はドア枠や窓枠などの負荷のかかりやすい箇所や、お風呂廻り等の水気のある場所で発生しやすいため、まずはその周りから確認してみましょう。   ■塗装の膨れ・剥がれ 塗装の劣化により屋根や壁材を保護するための付着力が失われてしまったために剥がれてしまう症状です。多くの方はさすがに塗装が剥がれてしまうと「大丈夫かな・・・」と心配になるかと思いますが、大丈夫ではないので早急にお手入れの計画を立てていきましょう。 塗装は屋根や外壁を外的ダメージから守る保護膜ですので、それが剥がれてしまうとむき出しになった部分から太陽光や雨水など様々な外的要因のダメージを直に受けることとなります。数年だったらそのままでも問題ないと思われる方も多いようですが、直にダメージを受けている部分は表面だけでなく内部にもその影響が進んでいるため、次回メンテナンスの際には塗装だけ行ってもすぐに剥がれてきてしまいます。状態によっては劣化した屋根や壁材を一度解体して新しく取付けるなどの大がかりな改修工事が必要となってきます。その場合には通常の塗装工事の2倍以上費用がかかることもあります。 この症状は見てすぐに分かるものですので、見付けましたら是非早めにお手入れの計画を立てて頂き、大事になる前に補修して頂くことをお勧め致します。   ■シーリングの劣化 シーリング材とはサイディングボードを使用した外壁等の壁材同士の隙間や、壁材と窓枠などの隙間を埋めている部材で、溝から雨水や砂埃の侵入を防ぐ役割があります。業者によっては「コーキング材」と言ったりシーリング材の工事を「シール工事」と少し省略して言う場合がありますが同じものを指しています。 触ると弾力のあるゴムのような材質のもので埋めるようにして工事するのですが、劣化してくると亀裂が入ったり縮んで隙間が出来てしまい、最終的にはゴムと同じように途中でちぎれ落ちてしまうこともあります。 また、シーリング材は外壁だけでなくトップライト(天窓)などにも使用されているため、シーリング材の劣化で出来た隙間からの水分の侵入で雨漏りしてしまったとのご相談も多くあります。 補修方法は2つあり、あまり劣化していない場合には「打増し」といってシーリング材の表面にさらに足してシーリング材を載せる方法と、劣化が進んでいる場合には「打替え」といって現在付いているシーリング材を全て撤去した上で新しくシーリング材の設置をする方法です。打増しは根本的な解決ではないので基本的には打替え工事を行いますが、ちょっとした補修をご希望の場合には打増しにすることもあります。 亀裂や縮みは目視でご確認頂けますので是非確認してみましょう。   ■鉄部のサビ 雨や雪・結露などによって鉄製でできた箇所が錆びてしまう症状です。こちらも目視での確認がすぐ可能ですので手摺や柵など鉄製のものが使われている部分を確認してみましょう。 サビは一度発生するとその周りまでサビが広がりやすく、さらにそのままにしてしまうと鉄製の部材に穴が空いたり崩れたりと塗装だけでは補修できずに交換が必要となってしまう可能性が大変高いです。 本来鉄製の部分には専用の錆止めと塗料が塗装されていますが、塗膜の劣化により表面の防水性能が失われたり剥がれがあるとそこから内部に侵入した水分等が錆を発生させて増殖していきます。 アパートやマンションなどの階段手摺や柵に金属製品が使用されていることが多いですが、戸建て住宅でも塗装が剥がれて露出してしまった釘や飾りなどが金属で出来ている場合が多いため、設置面の変色などにもつながりますので、見付けましたら増殖の抑制と周辺を汚さないためにも早めの塗替え補修をお勧め致します。   まとめ   外壁の劣化具合チェックについて、それぞれの症状や確認箇所などをご紹介致しました。一番確実なのは建てられてから何年か、前回お手入れをされてから何年なのか数えていると確実ではあります。ですがメンテナンスは現在一般的に使用されている塗料であれば10年前後の耐久性があるため、なかなかそこまで長い間覚えてられないという方もいらっしゃいます。また、その時期が来る前なのに不具合の発生があったり汚れて見えるなどの場合、そして時期が来ているけど見た目に問題が無い場合などには今回ご紹介したチェック項目をご確認いただき、一つでも当てはまるようであれば専門家の調査を依頼されると確実です。 「塗装業者」がいると言うこと自体あまり知られておらず、多くは建てた建設業者や購入したリフォーム業社が管理されるものだと考えている方がほとんどのようです。しかし、そういった会社に職人が在籍しているわけではないため、最終的には当社のような塗装や防水等のリフォームを専門としている業者に依頼するのです。 当社はお手入れの受付から調査、工事費用の御見積り作成まで無料で行っており、工事自体も在籍している自社職人が直接行っております。施工から管理まで一貫して行うことによりサポート内容も統一されて迅速な対応が出来ることが熊澤建装の強みだと考えています。 今回ご紹介した状態確認でひとつでも心配事や気になる箇所がございましたら、外壁屋根診断を無料で承っておりますのでお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。 https://toso-kumazawa.com/diagnosis/ (2020.09.04 更新) 詳しく見る
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【本日定休日】屋根カバー工事とは?メリット・デメリット

熊澤建装のホームページへお越し頂きありがとうございます! 本日定休日の為、お電話での受付を停止しております。ホームページ内にありますお問い合わせフォームは24時間265日稼働しておりますので、宜しければフォームよりご相談内容をお送り頂ければと思います。 https://toso-kumazawa.com/contact/ 定休日には外装工事にて役立つ情報をお伝えしております。昨日は屋根葺き替え工事についてご紹介致しましたので、今回ご紹介する「屋根カバー工事」が出来ないと判断された場合には葺き替え工事のページがご参考になればと思います。   【屋根カバー工事とは】 今ある屋根に防水シートと新しい屋根材を被せる工事のことです。 ストレート屋根や金属屋根のような平板の屋根材の上からであれば基本的に施工可能です。 屋根を一度剥がして新しい屋根を取付ける葺き替え工事もありますが、解体工事費、屋根材の処分費などで高額になり、工事期間もかなり長いです。 そのため、解体作業が必要ないカバー工法のご依頼が多くなっております。   【屋根カバー工事のメリット】 1,工事費用が葺き替えよりも安く済む 先ほどもお伝えしたとおり、既存の屋根材を解体したり、処分する費用がかからないため、 屋根のメンテナンス費用は安くすみます。   2,工事期間が葺き替えよりも短い 葺き替えの場合は長いと1ヶ月近くかかりますが、屋根カバーであれば1週間ほどで完了します。 最近屋根カバー工事を行った現場では、職人がたくさん入れたこともあり、4日で完了致しました! ★最新!厚木市の屋根カバー工事 施工事例ページはこちら   3,断熱性や防水性を向上させることが出来る 既存の屋根の上に重ねて設置するため、断熱性や防水性が向上します! とくに熊澤建装でもオススメしている「スーパーガルテクト」は、屋根材自体に 遮熱性と断熱性が備わっているため、建物内がより快適になります。   【屋根カバー工法のデメリット】 1,瓦屋根では工事が出来ない 名前の通り、既存の屋根をカバーして屋根材を設置するため、波形や厚みのある屋根材の 上では固定することが難しいため、オススメできません。 瓦屋根で劣化や破損が多い場合には、耐震性も考えて葺き替えのほうが良いでしょう。   2,屋根の状態によって工事が出来ない 屋根の内部が劣化・破損している場合には、カバーするだけでは意味がありません。 下地材が劣化しているのであれば、まずはその補修を行わなければ大変危険なのです! とくに屋根から雨漏りしている場合には、その原因が屋根材なのか、内部なのかを見極め 無駄のない工事を行う必要があります。   3,耐震性に注意が必要 先ほどお伝えした瓦もそうですが、既存の屋根材が重い場合には、そこにさらにカバー工法で重ねてしまうと、 屋根自体のさらに重量が増えてしまいます。 屋根材の重量は耐震性能に比例し、重ければ重いほど地震等の揺れに弱くなってしまいます。 昨日ご紹介した「スーパーガルテクト」であれば、1㎡約5キロと超軽量のため大体の屋根材に被せられますが 既存の屋根材や建物の構造、状態によっては注意が必要です。     以上、屋根カバー工事に関するご紹介でした。 皆様のお住まいや所有されている建物で屋根塗装だけで良いのか、屋根カバーのほうがよいのか、葺き替え工事が必要なのか、当社ではこれらの調査を無料で行っております。 是非お気軽にご相談ください! (2020.08.31 更新) 詳しく見る
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【本日定休日】屋根葺き替え工事とは?

本日は熊澤建装のホームページにお越し頂き、誠にありがとうございます。 恐れ入りますが本日定休日の為、お電話での受付を停止しております。週明け火曜日の9時より受付再開致しますので、お手数をお掛け致しますがお電話でのお問い合わせはもう少々お待ちください。 また、ホームページ内にございますお問い合わせフォームは24時間265日受け付けております。ご返信・ご対応は先ほどと同じく週明け火曜日に順次対応となりますが、無料の外壁診断・雨漏り調査は予約が埋まり次第調査日が後ろにずれてしまう可能性が高いため、お早めにお問い合わせ頂けますと早めの調査が行えますので是非ご利用ください。 https://toso-kumazawa.com/contact/ 前置きが長くなりましたが、定休日の現場ブログでは外装リフォームの際に役立つ情報をお伝えしております。本日は以前にもご紹介致しました【屋根葺き替え工事とは?】についてお伝え致します!   【1,屋根葺き替え工事とは?】 新築時から付いている屋根材を全て解体して取り外し、新しい屋根材に替えることを「葺き替え」といいます。 屋根自体の傷みが激しい場合や、雨漏りなど内部構造まで劣化している場合に行います。   【2,屋根葺き替え工事をするタイミングとは?】 日本瓦以外の屋根のほとんどは、定期的に屋根塗装を行う事で維持が可能です。 より耐久性を上げ、低いコストで屋根材を変更したい場合には「屋根カバー工事」といって、既存の屋根材の上に、新しい屋根材を重ねて取付ける方法があります。 しかし、それらのメンテナンスだけでは改善できないほど屋根材の劣化が進んでしまい、屋根材自体の破損や劣化がひどくなってしまった際には、屋根葺き替えをしなければなりません。 また、日本瓦は瓦自体が丈夫で長持ちするのでメンテナンス不要ですが、台風等の暴風雨で飛んだり落ちたりというご相談が多くあります。 重量もあり、耐震性には優れていないため、建物の負担を減らすために葺き替え工事をご検討される方がだんだんと増えています。   【3,屋根葺き替えの流れ】 (1)既存屋根材の撤去 劣化してしまった既存の屋根材を降ろしていきます。 一般的なストレート屋根や日本瓦は重いので、落としてしまうと大きな被害に繋がります。 また、この解体作業には多くのチリやホコリが舞いますので、最小限に抑えられるよう丁寧に作業します。   (2)野地板の張替え・補修 屋根材の下地には木の板が全面に敷かれています。この板を「野地板」といいます。 傷みや雨漏りによる腐食がひどい場合には、新しい板へ張り替えを行います。 また、状態によっては新しい板の重ね貼りによって補強をします。   (3)防水シートの取付け 張替えた(2)の野地板の上に、「ルーフィング」という専用の防水シートを貼ります。 屋根材だけでなく、外壁材の内側にも同じように防水シートが設置されており、長期間防水性の維持をします。 しかし、長年の経年劣化によるものや、亀裂・破損部などから水分の侵入がある場合には、シート自体が腐食してしまい、防水性がなくなってしまうため、交換が必要となります。   (4)新しい屋根材の設置 新しい屋根材を設置します。 使用する屋根材によって工事期間や工事費用が変わってきますので、今後の予定やご予算に応じてお選び頂きます。 現在最も多く使用されている屋根材は<ガルバニウム鋼鈑>です。 ガルバニウム鋼鈑の重量は瓦の10分の1と言われており、錆びにくく耐久性に優れています。 葺き替えだけでなくカバー工事の際にも選ばれることが多く、設置しやすく作られているため工事期間が短く、費用も抑えられるので大変人気の屋根材です。   (5)棟板金の取付け 屋根のてっぺんにある板金を取付けて、葺き替え工事は完了です。 屋根材は基本的に下から段々と貼っていき、一番上の棟が最後となります。   【施工事例】 2020年6月18日着工 神奈川県中郡二宮町 外壁塗装・屋根葺き替え工事 2020年6月17日完工 神奈川県秦野市 大屋根葺き替え工事 2020年5月18日完工 神奈川県厚木市 外壁塗装・屋根カバー工事 2020年2月14日完工 神奈川県秦野市 屋根カバー工事 (2020.08.30 更新) 詳しく見る
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【本日定休日】外壁塗装の色選びに失敗しない方法

熊澤建装のホームページにお越し頂きまして誠にありがとうございます! 恐れ入りますが本日は定休日の為、お電話での受付を停止しております。ホームページ内にございますお問い合わせフォームは24時間365日受け付けております。雨漏り調査や外壁診断は予約制となっておりますので、是非ご利用ください。 ※ご対応は明日の朝9時~順次行いますので、ご連絡までもう少々お待ちください。 【営業日のご案内】 火曜日~土曜日(9:00~18:00) ※日・月・祝日は受付を停止しておりますがご予約のお客様や施工中の現場都合により営業スタッフ・職人が動いている場合があります。詳しくは担当者へ直接ご連絡ください。 屋根・外壁塗装工事のご相談/御見積りなど各種お問い合わせはこちら   定休日には外装リフォームの際に役立つような情報をお伝えしております!本日は昨日に引き続き色見本に関する情報で、「色選びに失敗しない方法」についてご紹介致します。 昨日は「色見本の見方」についてご紹介しております。これから外壁塗装で配色の変更や色パターンの変更を検討されている方のお役に立てると思いますので、是非一緒にご覧ください!   ■色選びで失敗してしまう理由とは 1,色見本が小さくてイメージがつかめていなかった。 外壁塗装で色を変更されない場合や、大体の配色は決まっているという方にはカタログに付いている色見本のみでも問題ありませんが、ガラッと配色を変更される場合や色選びにこだわりたいと考えている方は、カタログに付いている小さな色見本だけですと実際に外壁という大きなキャンパスに塗装した際にイメージと違うと感じてしまうことが多いです。   2,付帯部などとの色合わせを確認していなかった。 お家には屋根と壁以外に雨戸・戸袋・樋・破風・軒などポイントとして色を付けられる場所がたくさんあります。塗装が出来ない玄関や窓枠などとの相性を考えずに外壁塗装の色を決めてしまうと最終的にゴチャゴチャした外観になってしまうため、配色の仕方にも注意が必要です。 また、一部タイルを使用したデザインの場合にも、タイルの色は変更出来ないためバランスを考えた配色にする必要があります。   3,近隣の住宅や雰囲気に合わなかった。 例えば田んぼが広がる場所に一つだけ真っ赤なお家があったら「あの家は何だ?」と思いませんか。雰囲気に合っていなければ良い意味でも悪い意味でも目立って浮いてしまうため、周りの環境や近隣の住宅を確認して頂いた上で配色の方向性を決められるとうまく調和できます。 例えば瓦が立派な和風のお家が近隣に多いようであれば白やベージュなどの淡い色、タイル貼りのお家が多いようであれば赤茶やブラウンなどの暖色系の色が合います。3階建てのビルのような四角い形状のお家が多ければグレーやブラックなどシックな色にして頂くと近代的な雰囲気にもなってお勧めです。   ■色選びに失敗しないためのポイントまとめ 1,大きな色見本を注文する! 塗料カタログや色見本帳から大まかに好みの色を選んだ後、類似色で迷われた場合にはコピー用紙A4サイズに印刷してみたり、実際に塗料を板に塗った「塗り板」を注文頂くことによって確実な色味が把握できます。 特に類似色が小さく並んだ色見本帳ではほとんど同じ色に見えていたのに、塗装してみると白すぎる・暗すぎるなど大きな違いが見えてきますので、そうなるまえに大きな色見本で確認しましょう。   2,カラーシミュレーションを依頼する! 配色パターンの変更や部分的な色変更を行う際には、本当にその色合わせが家のデザインにあっていて玄関や窓枠とも合うのかまで想像するのは難しいです。シミュレーションを使用すれば、選んだ色同士の相性なども実際の建物の写真を使用してシミュレーションするので、よりリアルにイメージすることができます。 また、シミュレーションでは「付帯部(雨戸や雨樋、破風など)の細かな色分けも可能ですので、今まで外壁と同じ色にしていた雨樋にポイントで色を入れることによってよりおしゃれになる!」という高等テクニックも簡単にできますので、建て売りで似たようなお家が並んでいる住宅街でもどのような配色にすれば違った印象にすることができるかを試すことも出来ます。   熊澤建装でもカラーシミュレーションを数量無制限で無料でお試し頂けますので、ご納得頂けるパターンが出来るまで徹底してご提案致します! 屋根・外壁塗装のカラーシミュレーションに関するご案内 ※カラーシミュレーションはご契約頂いたお客様に限ります。   ★熊澤建装の社内検査済みおすすめ塗料のご紹介 (昨日お伝えしていた日塗工の色番号にて色の指定可能です!) https://toso-kumazawa.com/blog/9947/   ★屋根塗装は太陽光の熱をエネルギーを反射させる遮熱塗料が一番人気です! https://toso-kumazawa.com/blog/10052/ (2020.08.24 更新) 詳しく見る
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【本日定休日】外壁塗装で色見本を見る際のポイント

熊澤建装のホームページへお越し頂き、誠にありがとうございます。 恐れ入りますが本日は定休日の為、お電話での受付を停止しております。ホームページ内にありますお問い合わせフォームは24時間265日受け付けておりますので、是非ご利用ください。また、お問い合わせ頂きました内容は週明け火曜日の朝9時~順次ご対応致します。 【営業日のご案内】 火曜日~土曜日(9:00~18:00) ※日・月・祝日は受付を停止しておりますが、営業や職人は動いている場合がございます。詳しくは、お手数ですが担当者へ直接ご確認ください。 無料の屋根・外壁診断/雨漏り調査/その他リフォームに関するご相談はこちらへ   毎週定休日には屋根・外壁塗装や外装リフォームの際に役立つ情報をお伝えしております! 本日は屋根や外壁の塗り替えで配色を変更される際にご確認頂く<色見本>を見るポイントについてご紹介致します。   まずは色見本についてのご紹介ですが、色見本とは何かご存じですか?名前そのままですが屋根・外壁塗装の際に使用する塗料がどんな色で作成できるかを見本にしたもので、色を決めて頂く際にはまず【見本帳】から色をお選び頂きます。   ■色見本帳の種類 1,塗料メーカーが作成しているカタログの色見本帳 ほぼ全ての塗料にはその性能をご紹介するためのカタログをメーカーが作成しています。【標準色】といって、メーカーが塗料を作る際にあらかじめいくつか用意した色がありますので、その見本がカタログに掲載されています。 カタログに載っていない色にされたい場合には【調色】といって、指定した色に近い色を塗料メーカーに調合して作って貰うため、「調色料」という費用が材料費に加算されます。 大まかに好みの色を確認される場合や、使用したい塗料が決まっている方はすぐに色を決められるため便利です。   2,日本塗料工業会が作成している色見本帳 【日塗工(にっとこう)】と略して呼ばれていて、日本の代表的な塗料用標準色の見本帳です。この見本帳に書いてある色番号は国内メーカーほとんどの商品で色を指定する際に使用できます。 塗料メーカーに「日塗工の○○(色番号)」と伝えればカタログにない色でも作成が可能ですが、先ほどもお伝えしたとおり調合するために別途費用が発生するので注意が必要です。 また、使用する塗料によっては作れない色がある場合があります。 600以上ある色から選ぶことが出来るため、外壁塗装の色にとことんこだわりたい方にお勧めです。   ■色見本の種類 上記でご紹介した色見本帳以外の形で色見本を見る際に使用する方法があります。 1,塗り板 コピー用紙A4サイズの板に、実際に使用する塗料・色を塗装した見本です。カタログや見本帳では見本のサイズが小さいため、色が大まかに決まっていて最終確認として大きな見本・実際の塗料を確認される際に使用します。 塗り板は塗料メーカーに注文して作成してもらうため、作成まで1週間ほどかかる場合や料金が発生する場合がありますのでご注意ください。   2,カラーシミュレーション 専用のシミュレーションソフトを使用してイメージ画像を作成する見本です。実際の建物の写真に色を載せて作成するため、よりリアルに塗替えた後のイメージをつかむことが出来ます。 大幅に配色を変更される際やツートーンなど複数の色を組み合わせた際の相性が知りたい場合、配色パターンをいくつか迷われている場合に使用します。 イメージ画像は印刷してお渡しする以外に、メールでの送付やCD-ROMなどに入れてお渡しが可能ですが、パソコンやスマートフォンなど見る端末の画面設定によって色味が違って見える場合があるため、大まかな全体イメージを把握したい方にお勧めです。 当社ではカラーシミュレーションの作成を無料で行っております。枚数無制限で細かな色分けや日塗工での指定も可能ですので、是非ご利用ください。※ご契約者様限定のサービスとなっております。 屋根・外壁塗装のカラーシミュレーションに関するご紹介ページ   ■色見本を見る際の注意点 1,類似色で迷われている場合には大きい色見本を用意しましょう! カタログには単純な認識として「白」だけでも5種類くらいあります。黄色みがかっているか灰色みがかっているかなど若干の違いはありますが、小さな色見本だけでは外壁という大きなキャンパスに色を載せた場合にイメージと違ってしまう可能性があります。コピー用紙A4サイズにして印刷したり、色がほぼ確定しているのであれば先ほどご紹介した「塗り板」を注文して頂き、大きなサンプルで確認されることをおすすめいたします。   2,室内だけでなく外でも色見本を見てみましょう! 室内の蛍光灯にも青やオレンジなど色がありますが、外に出て太陽光の下で見て頂くとそこでも色味の見え方が変わってきます。 塗装するのは外にある外壁ですので、太陽光の下で見ることがほとんどです。先ほどお伝えした「白だけでも種類が沢山有る」というのは室内だけでなく室外で見たときに大きく印象が変わりますので、必ず色見本はお外でも見て頂くことをお勧めします。   https://toso-kumazawa.com/menu/#wall https://toso-kumazawa.com/siding/ https://toso-kumazawa.com/diagnosis/ (2020.08.23 更新) 詳しく見る
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【本日定休日】外壁塗装の費用はなぜ業者によって違うの?【塗装の豆知識】

屋根・外壁塗装・防水工事の専門店 熊澤建装でございます。本日は当社ホームページにお越し頂き、誠にありがとうございます。 大変恐れ入りますが、本日も定休日のためお電話での受付を停止しております。ホームページ内にありますお問い合わせフォームは24時間365日受け付けておりますので、宜しければそちらをご利用ください。※週明け火曜日に順次ご案内致します。 【定休日のご案内】 日曜・月曜・祝日休み (受付時間→火~土曜日の9:00~18:00) https://toso-kumazawa.com/contact/ 当社ではお家やアパート・マンションなどの集合住宅、工場や事務所内装など幅広くリフォーム・改修工事を承っております。また、建物の状態調査や雨漏り診断、そして補修費用の御見積りまで無料で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。 ※調査や御見積りの作成を行ったからと行って必ずご契約頂く必要はございません。他社様との比較や判断材料の一つとしてご参考頂ければと思いますのでご安心ください。 屋根・外壁無料診断|雨漏り調査|無料相談に関するお問い合わせはこちら   秦野・厚木・横浜・杉並の4店舗展開しており、神奈川・東京エリアを全域ご対応しております。常に職人・調査スタッフがエリア内全域にある現場を回っておりますので、営業所が近くになくても出張料や調査費用などが発生することはありません。 施工事例でも幅広い地域での施工実績を掲載しておりますので、是非ご覧ください。 東京・神奈川エリア全域の屋根・外壁塗装・防水工事の施工事例ページ   さて、前置きが長くなりましたが定休日には皆様が建物やお住まいの補修・メンテナンスを行う際にきっと役に立つ豆知識をご紹介しております。本日は「外壁塗装の見積金額が業者によって違う理由」についてお伝え致します。   ★事業形態の違い ・個人事業 在籍していた会社で習得した知識や技術を活かして職人が独り立ちし、個人事業を始める場合が多いです。会社の経営にかかる経費や維持費が法人よりも少なくすむため工事費用も安くすることができます。 個人事業の場合は代表一人、若しくは職人複数人での少人数運営のため工事期間が長くなったり、経費削減のため工事に対する保証やトラブル対応力などのアフターフォローが難しい面もあります。 また、大手法人業者が有りながら個人店も多く設立される競争が激しい業界のため、工事したばかりや保証期間が残っていても業社が倒産してしまって対応して貰えないという問題もまれにあります。 ・会社組織 社会保険や会社を維持するための費用が多く発生するため、その分工事単価が高くなります。また、請負う工事の幅が広ければ広いほど専門外の工事も行うようになるため、専門外の工事は他業者へ発注し、中間手数料が発生し、その費用も工事代金に上乗せとなります。 しかし、諸経費の中には工事保険料や分割払いの場合にはリフォームローン手数料、管理するためのシステム料などアフターフォローに係わる各種サービスの費用が含まれているため、個人事業よりも安心して工事できるような体制が整っていることがメリットです。※個人事業と同じように競争が激しい業界のため一概に必ず受けられるという保証はありません。   ★専門として行える工事の幅 例えば塗装業者だと外壁・屋根の塗装はできても、工事前に組み立てる足場設置が出来ない場合が多いです。その場合には足場業者に依頼をするためそこで中間マージンが発生します。 ※中間マージン:工事の受注業者と専門外工事を行う他業者の両方に利益が発生するよう上乗せされる経費(中間手数料・仲介手数料のようなもの) 戸建て住宅の場合、外装のメンテナンスで屋根・外壁・付帯塗装以外にご要望があれば屋根棟の板金交換、軒天張り替え、ベランダ・バルコニーの防水工事、そして足場仮設は必ず必要となります。塗装以外が行えない業者の場合には下記の通り発注する必要があり、発注先ごとに中間マージンが発生します。 <板金→板金屋/軒天→大工屋/防水→防水屋/足場→足場屋> 専門として施工が可能な工事の幅が狭ければ狭いほど他の業者に発注するため、それぞれに発生した中間マージンが工事費に加算されて高くなります。   ★施工方法の違い 建物のメンテナンスの際に重要視して頂くべき見積書の項目は「下地調整・下地処理」です。塗装等で補修するのに適した状態に部材を処理しなければハガレや膨れなど施工不良になってしまう可能性が高い重要な工程です。 見積書上でその工程を省略もしくは塗装費用に含めてしまっている場合には下地処理を行うのか、どの程度の下地処理を施すのかがわからないためその業者を信用するのは難しいと言えます。 工事価格が安い場合にはこの下地処理が適切な方法で行われない場合が多くありますので、必ず項目と内容の確認を行ってください。 また、出来るだけコストを抑えようとした場合に最初に引かれるのは「安全対策費」、つまり足場代を抑えるよう調整されます。足場は職人の命綱であり、足場が藤生部Bんな場合には十分に作業が行えず仕上りに影響するだけでなく、足場が崩れる、職人が転落するなどの大きな事故に繋がる可能性もあります。 見積りを安く見せるために足場部分を十分に計算しない業者もいるため、必ず相見積もり(複数社から見積りを取る)をして頂き、面積の測り方や足場の単価を比較しましょう。   ★まとめ 外壁塗装だけでなく建設業界の金額は業者や経験者でなければ判断が大変難しく、工事費用も決して安くないため金額だけで考えがちです。しかし、安すぎると施工不良の可能性やアフターサービスが受けられないなどの問題が発生する可能性があり、高すぎると施工する各業者に多くの利益をもたらすだけとなる可能性もあるため、比較業者が多くなればなるほど工事費用の幅も広くなり余計適正価格が分からなくなってきます。 実際に当社にご相談頂いたお客様も10社見積りを取られた結果わからなくなってしまい、結局各業者の見積書を一緒に見ながらお客様のご要望にあった施工方法が何かを削って考えたということもありました。(最終的には当社で取り扱っていない海外の塗料を使用した塗装業者にご依頼されました。) 相見積もりは3~5社を目安に取って頂き、金額ではなく調査や見積りを作成した担当の方とよくお話しをされることが一番です。専門用語も多いため一つ一つ説明を聞いて頂き、説明の仕方や内容が分かりづらい業者を消していく「消去法」で業者を絞りましょう。 調査や見積りを行っている診断スタッフ(営業)は会社の顔ですので、会社名を背負ってお客様にご提案する以上、その方の仕事のやり方が会社のやり方と言っても過言ではありません。また、そこで適当な対応をするような方だと工事中や工事後の対応も適当にされてしまうと思った方が良いでしょう。 業者の見極めは、金額ではなく内容とスタッフを注意深く見ることが一番大切です。 https://toso-kumazawa.com/diagnosis/ (2020.08.10 更新) 詳しく見る
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