目地について②
2018.04.14 (Sat) 更新
前回の目地が劣化したらどうなるのかを書かせてもらいました。
コーキングが硬化していき、左右のボードに引っ張られることによって目地が割れ、
防水シートが見えるようになる。
ということを記載させて頂きました。
では、皆さんのふと疑問に思うはずです。
「で、青いのが見えたからって何が起きるの?別によくね?」
自分も最初の頃、そう思ってました。
防水シートはお家を外周ぐるりと覆っています。
その防水シートが直接さらされると、破れてしまった場合、
雨などの水が染み込んでしまい、躯体に水が染み込んでしまいます。
その結果、躯体が傷んでしまい、大幅な修繕工事になります。
塗装工事と比較すると、大きく金額がかかってしまうので、
そうなる前に塗装工事を行えばそこまで金額もかかることもありません。
ではなぜ、塗装で目地なの?
答えは「塗装工事をする際に目地もお手入れを行うからです」
塗装工事をする際は、サイディングボードでは縦目地は必ず打替えを行います。
当社では窓周りに関しては建築する際に後でくっつけるので、
打替えすると防水シートを傷めてしまう可能性があるので、
増打ちと言ってすでにあるコーキングの上にコーキング材を打ち直す
増打ちで行います。
上記の理由で目地が割れているときに営業さんが声掛けをさせてもらっているという裏話でした。