屋根工事の基礎知識⇒【屋根葺き替え工事】について
外壁塗装・屋根塗装・防水工事専門店の熊澤建装です!
熊澤建装では、お住まいからアパート・マンション、工場や店舗など幅広い建物の施工が可能です。
足場の仮設から会社に在籍している職人が直接工事を行いますので、安心施工、高技術、適正価格にてご提案しております。
建物の調査は資格を持った診断のプロが直接お伺いして検査しますので、劣化状態や最適な補修方法のご説明をわかりやすくお伝え致します。
調査からお見積りの作成まで無料で承っておりますので、ご興味があるかた、お住まいや所持している建物で気になる部分がある方は、お気軽にご相談ください。
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<目次>
1,屋根の葺き替えとは?
2,屋根葺き替えをするタイミングとは?
3,屋根葺き替え工事の流れ
4,施工事例
【1,屋根葺き替え工事とは?】
新築時から付いている屋根材を全て解体して取り外し、新しい屋根材に替えることを「葺き替え」といいます。
屋根自体の傷みが激しい場合や、雨漏りなど内部構造まで劣化している場合に行います。
【2,屋根葺き替え工事をするタイミングとは?】
日本瓦以外の屋根のほとんどは、定期的に屋根塗装を行う事で維持が可能です。
より耐久性を上げ、低いコストで屋根材を変更したい場合には「屋根カバー工事」といって、既存の屋根材の上に、新しい屋根材を重ねて取付ける方法があります。
しかし、それらのメンテナンスだけでは改善できないほど屋根材の劣化が進んでしまい、屋根材自体の破損や劣化がひどくなってしまった際には、屋根葺き替えをしなければなりません。
また、日本瓦は瓦自体が丈夫で長持ちするのでメンテナンス不要ですが、台風等の暴風雨で飛んだり落ちたりというご相談が多くあります。
重量もあり、耐震性には優れていないため、建物の負担を減らすために葺き替え工事をご検討される方がだんだんと増えています。
【3,屋根葺き替えの流れ】
(1)既存屋根材の撤去
劣化してしまった既存の屋根材を降ろしていきます。
一般的なストレート屋根や日本瓦は重いので、落としてしまうと大きな被害に繋がります。
また、この解体作業には多くのチリやホコリが舞いますので、最小限に抑えられるよう丁寧に作業します。
(2)野地板の張替え・補修
屋根材の下地には木の板が全面に敷かれています。この板を「野地板」といいます。
傷みや雨漏りによる腐食がひどい場合には、新しい板へ張り替えを行います。
また、状態によっては新しい板の重ね貼りによって補強をします。
(3)防水シートの取付け
張替えた(2)の野地板の上に、「ルーフィング」という専用の防水シートを貼ります。
屋根材だけでなく、外壁材の内側にも同じように防水シートが設置されており、長期間防水性の維持をします。
しかし、長年の経年劣化によるものや、亀裂・破損部などから水分の侵入がある場合には、シート自体が腐食してしまい、防水性がなくなってしまうため、交換が必要となります。
(4)新しい屋根材の設置
新しい屋根材を設置します。
使用する屋根材によって工事期間や工事費用が変わってきますので、今後の予定やご予算に応じてお選び頂きます。
現在最も多く使用されている屋根材は<ガルバニウム鋼鈑>です。
ガルバニウム鋼鈑の重量は瓦の10分の1と言われており、錆びにくく耐久性に優れています。
葺き替えだけでなくカバー工事の際にも選ばれることが多く、設置しやすく作られているため工事期間が短く、費用も抑えられるので大変人気の屋根材です。
(5)棟板金の取付け
屋根のてっぺんにある板金を取付けて、葺き替え工事は完了です。
屋根材は基本的に下から段々と貼っていき、一番上の棟が最後となります。
【施工事例】
2020年6月18日着工 神奈川県中郡二宮町 外壁塗装・屋根葺き替え工事
2020年6月17日完工 神奈川県秦野市 大屋根葺き替え工事
2020年5月18日完工 神奈川県厚木市 外壁塗装・屋根カバー工事
2020年2月14日完工 神奈川県秦野市 屋根カバー工事